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酵母 文明を発酵させる菌の話

ニコラス・マネー  著

田沢 恭子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,200(税込)         

発行年月 2022年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 267p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/微生物学
ISBN 9784794225702
商品コード 1034318331
NDC分類 465.8
基本件名 酵母
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年04月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034318331

著者紹介

ニコラス・マネー(著者):ニコラス・マネー
イギリス生まれ、エクセター大学で菌類学を学ぶ。マイアミ大学生物学教授。生物学に関する多くの著作がある。邦訳書に『生物界をつくった微生物』、『ふしぎな生きものカビ・キノコ―菌学入門』、『キノコと人間―医薬・幻覚・毒キノコ』(以上、築地書館)、『利己
的なサル―人間の本性と滅亡への道』(さくら舎)などがある。
田沢 恭子(翻訳):田沢 恭子(たざわ・きょうこ)
翻訳家。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了。翻訳書に『アルゴリズム思考術』(早川書房)、『戦争がつくった現代の食卓』、『バイオハッキング』(以上、白揚社)など。

内容

ワイン・ビールが飲めない、パンが食べられない。
もし人類の歴史にこれらのものがなかったら、
さぞかし物足りないことでしょう。
これらに共通しているのは「酵母」が必要だということです。
人類の文化には、このどこにでもいる菌が欠かせない存在だったのです。
さらに、生物学に目を移してみると、酵母は真核生物でいちばん初めに全ゲノムが
明らかにされた生物であり、遺伝子研究に多大な貢献をしている生物であることが分かります。
また近年では、腸内環境を整えるマクロビオティックや、
SDGsの観点からも重要なバイオ燃料の生産者として注目されています。

このように、酵母は文化、科学ほか、古来から今日まで、
広きにわたり人類の発展に不可欠な存在であるのです。
本書は、そんな身近で偉大な菌である酵母について、
菌類学の大家が熱弁をふるいます。


第1章 はじめに 酵母入門(Yeasty Basics) 
第2章 エデンの酵母(Yeast of Eden) 飲み物 
第3章 生地はまた膨らむ(The Dough Also Rises) 食べ物  
第4章 フランケン酵母(Frankenyeast) 細胞  
第5章 大草原の小さな酵母(The Little Yeast on the Prairie) バイオテクノロジー 
第6章 荒野の酵母(Yeasts of the Wild) 酵母の多様性 
第7章  怒りの酵母(Yeasts of Wrath) 健康と病気 

目次

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