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なぜ炭治郎は鬼の死を悼むのか~昔話で読み解く『鬼滅の刃』の謎~

久保 華誉  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2023年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 230p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画
ISBN 9784794226488
商品コード 1035924295
NDC分類 726.101
基本件名 漫画
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035924295

著者紹介

久保 華誉(著者):久保 華誉(くぼ・かよ)
1975年、静岡県富士市生まれ。聖心女子大学卒業。國學院大學大学院修了、博士(文学)。野村純一教授に師事。国立国会図書館国際子ども図書館非常勤調査員(学芸員)、立教女学院短期大学非常勤講師などを勤めた。現在、東京女子大学非常勤講師。主著に『日本における外国昔話の受容と変容―和製グリムの世界』(三弥井書店、2009年)、児童書の『怪談オウマガドキ学園』(童心社)シリーズで昔話や説話の再話を分担執筆。日本昔話学会委員、日本口承文芸学会、日本民話の会、日本野鳥の会会員。物語に連なる古今東西の芸術に関心を持ち、ピアノはDIAPASONとPETROFを愛奏。

内容

なぜ『鬼滅の刃』は、これほどまでに人々の心を揺さぶるのか。
その答えは“昔話”にあった!

鬼滅の刃を深く読み解くと、そこには様々な伝承に語られる
「物語の遺伝子」を見て取ることができる。
『古事記』「さんせう大夫」「桃太郎」「瓜子姫」『うつほ物語』
『日本霊異記』「七つの子」『蝶の道行』『竹取物語』
「おむすびころりん」「三枚のお札」「酒吞童子」
『平家物語』……などの、古今東西のさまざまな昔話に触れながら、
『鬼滅の刃』の面白さの本質に全9章で迫る!

◆『鬼滅の刃』の謎に迫る9つの「なぜ」
・なぜ炭治郎と禰豆子だけが生き残ったのか <妹の力>
・なぜ禰豆子は竹をくわえ箱に、玉壺は壺に、入るのか <うつぼ> 
・なぜ善逸は雷に打たれたのか <雷の説話>
・なぜ伊之助は強いのか <始祖伝承とイノシシの説話>
・なぜ伝令役は鎹鴉なのか? <カラスの説話>
・なぜ胡蝶しのぶと栗花落カナヲは蝶をまとうのか <蝶の説話>
・なぜ宇髄天元の忍獣はネズミなのか <ネズミの説話>
・なぜ禰豆子は鬼になったのか <妹は鬼、鬼の特性>
・なぜ炭治郎は鬼の死を悼むのか <鬼の伝説と判官贔屓>

目次

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