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日本史を支えてきた和紙の話

朽見 行雄  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2023年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 271p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/機械工学/製造工学
ISBN 9784794226792
商品コード 1036918740
NDC分類 585.6
基本件名 和紙-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年11月1週
書評掲載誌 産経新聞 2023/10/22、朝日新聞 2024/02/03、読売新聞 2024/02/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036918740

著者紹介

朽見 行雄(著者):朽見 行雄(くちみ・ゆきお)
ジャーナリスト。和紙文化研究会員。1934年北海道生まれ。59年北海道学芸大学卒業後、NHK入局。北見放送局、報道局報道番組部で番組制作に従事。90年NHK退職。その後、イタリアで文化や伝統工芸職人について取材。2010年和紙文化研究会員。2011年國學院大學文学部卒業。著書に『フィレンツェの職人たち』(JTB、のち講談社+α文庫)、『イタリア職人の国物語』『イタリアワインの職人たち』(いずれもJTB)。

内容

日本は古来、「紙」の国だった──
和紙の力で鎮護国家を築いた聖武天皇。
和紙が支えた徳川の天下泰平。
古代から現代まで、「和紙の国」の十一の知られざる物語

聖武天皇は和紙を用いて膨大な数の写経を推進し、国家の安泰を図った。
紫式部は和紙と紙巻筆の特性を生かして、源氏物語を書いた。
浮世絵は和紙なしには生まれない芸術だった──。
和紙は単なるモノではなく、日本人の心情に訴える精神性をも備え、
国家経営から芸術、日常生活への寄与まで、驚くほど広範囲に能力を発揮した。
黒子として歴史を生きてきた和紙に光を当て、日本史を読み直す。


第一章 日本人と「紙」との出会い
第二章 正倉院文書に見る古代の和紙作り
第三章 和紙の力で鎮護国家を築いた聖武天皇
第四章 和紙と紙巻筆が生んだ源氏物語
第五章 平家一門を西方浄土に導いた装飾和紙
第六章 雪舟の水墨画と日本人の心
第七章 和紙の蝶番(ルビ:ちょうつがい)が拓いた屛風芸術
第八章 和紙が支えた徳川の天下泰平
第九章 浮世絵は和紙の本懐
第十章 和紙の里・越前の文明開化
第十一章 現代人の心を包む和紙~日本画家・千住博の雲肌麻紙~

目次

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