コルの「子どもの学校論」~デンマークのオルタナティヴ教育の創始者~
クリステン・コル
著
清水 満
翻訳
発行年月 |
2007年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
262p |
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大きさ |
19 |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
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ISBN |
9784794807540 |
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商品コード |
0107107452 |
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NDC分類 |
371.23895 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0107107452 |
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著者紹介
クリステン・コル(著者):Christen Kold(クリステン・コル[1816-1870])
デンマーク教育における最重要人物。
師範学校卒業後、代用教員などをしながら“試験のない自由な学校”(フリースクール)をつくり、近代デンマークの義務教育のあり方に多大な影響を与えた。
内容
デンマーク教育の礎を築いた教育家の思想と実践。
1850年に「学校での生活は、刑務所あるいは矯正施設の生活と何ら変わらない」と断言し、「学校では子どもたちがほかのどの場所にいるよりも一番幸福で自由でなければならない」と宣言したのが、クリステン・コルである。彼はデンマーク最大の教育者であり、今日のデンマークの教育のあり方を決定した人である。
彼は試験のない学校「フリースクール」を親たちとともにつくり、教育の国家からの自由を主張した。今では彼の教育思想はデンマークの公教育の基本理念となり、試験も成績評価もない子どもの自主性を尊重した教育がなされている。
コルは、近代の国民教育の歴史においてはペスタロッチに並ぶ重要性をもつ人物であるが、小国デンマークの言語という条件のため、日本ではまったく知られることはなかった。またコル自身あくまでも教育の実践者であり、書物を書くことがなかったという事情もある。
この書物は、コルの唯一の論文「子どもの学校論」と彼の自伝的講演を翻訳した、本邦初のコルの翻訳書である。読者は強い衝撃を受けるに違いない。