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ふってもはれても~川和保育園・園庭での日々と113の「つぶやき」~

寺田信太郎, 宮原洋一  著

川和保育園  編
 品切
       
価格 \2,200(税込)         

発行年月 2014年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 238p 図版8枚
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/就学前教育・学校教育・生涯教育・家庭教育
ISBN 9784794809827
商品コード 1016278451
NDC分類 376.128
基本件名 川和保育園
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2014年11月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016278451

著者紹介

川和保育園(編者):「社会福祉法人共に生きる会 川和保育園」は横浜市都筑区川和町にある。1942年、農繁期託児所として設立。園庭に50年余にわたって木を植え続け、重層遊具を父母と共に自作するなどして、子ども自らが考え、遊べる園庭を生み出してきた。

内容

「でっかい つきだ とびこみてえ」
 満月が昇るのを見て、こんなことをつぶやく五歳児がいた。本書の舞台となっている川和保育園が毎年制作している「卒園文集」には、驚くことに、こんなつぶやきがたくさん収録されている。
 「こころは だれにも きこえない ちいさな こえなんだ」
 なんという直観力に満ちたつぶやきだろうか。すでに、詩の領域に達している。本書では、2006年から2013年までの8年間にわたる卒園文集のなかから113の「つぶやき」を選んで、約300枚にも上る写真とともに紹介させていただいた。
 横浜市都筑区川和町という街なかにある「川和保育園」、その園庭には40種類以上の樹木が茂り、小さな森を形成している。そしてその中には、驚くべきことに、手作りの重層遊具がたくさん設置されている。もちろん、一朝一夕にできたものではない。半世紀にわたる試行錯誤のうえ、父母らと協働することによってつくりだされた園庭である。
 「自分で考え、自分で遊べ 子どもたち!!」というスローガンを掲げる園長は、「川和保育園の常識は、世間の非常識。世間の非常識は、川和保育園の常識」とも語っている。その「川和保育園の常識」とはいったいどのようなものなのかを、園庭で繰り広げられている数々のシーンを紹介することで伝えていきたい。そして、教育・保育関係者のみならず保護者の方々までも、コペルニクス的発想転換が行われた川和保育園の園庭にご招待したい。(みやはら・よういち 写真家)

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