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転換期を生きるきみたちへ~中高生に伝えておきたいたいせつなこと~(犀の教室)

内田樹, 高橋源一郎, 鷲田清一, 加藤典洋, 平川克美, 小田嶋隆, 白井聡, 想田和弘, 仲野徹, 岡田憲治, 山崎雅弘  著

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価格 \1,540(税込)         

発行年月 2016年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 286p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784794968258
商品コード 1021610602
NDC分類 304
基本件名 社会問題
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2016年08月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021610602

著者紹介

内田樹(著者):1950年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。凱風館館長。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『「おじさん」的思考』『街場の憂国論』(ともに晶文社)、『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)、『修業論』(光文社新書)、『内田樹による内田樹』(140B)、『街場の戦争論』(ミシマ社)、『最終講義』(文春文庫)、『困難な成熟』(夜間飛行)など多数。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010受賞。第3回伊丹十三賞受賞。
高橋源一郎(著者):1951年、広島県生まれ。作家、文芸評論家。明治学院大学教授。81年『さようなら、ギャングたち』でデビュー。著書に『日本文学盛衰史』(講談社文庫)、『一億三千万人のための小説教室』(岩波新書)、『「悪」と戦う』(河出文庫)、『恋する原発』(講談社)、『非常時のことば』(朝日文庫)、『国民のコトバ』(毎日新聞社)、『銀河鉄道の彼方に』(集英社)、『101年の孤独』(岩波書店)、『「あの戦争」から「この戦争」へ』(文藝春秋)、『デビュー作を書くための超「小説」教室』『動物記』(共に河出書房新社)、『ぼくらの民主主義なんだぜ』(朝日新書)など多数。88年『優雅で感傷的な日本野球』(河出書房新社)で第1回三島由紀夫賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』(新潮社)で第48回谷崎潤一郎賞受賞。
鷲田清一(著者):1949年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学教授、大阪大学総長などを歴任。現在、京都市立芸術大学理事長・学長、せんだいメディアテーク館長。哲学・倫理学を専攻。89年『分散する理性』(のち『現象学の視線』に改題〔講談社学術文庫〕)と『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞、2000年『「聴く」ことの力』(阪急コミュニケーションズ/ちくま学芸文庫)で桑原武夫学芸賞、12年『「ぐずぐず」の理由』(角川選書)で読売文学賞を受賞。他の著書に『ちぐはぐな身体』(ちくま文庫)、『「待つ」ということ』(角川選書)、『〈ひと〉の現象学』(筑摩書房)、『おとなの背中』『「自由」のすきま』(ともに角川学芸出版)、『パラレルな知性』(晶文社)、『しんがりの思想』(角川新書)、『まなざしの記憶』(写真・植田正治、角川ソフィア文庫)などがある。
加藤典洋(著者):1948年、山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒業。著書に『敗戦後論』(ちくま学芸文庫、第9回伊藤整文学賞)、『言葉表現法講義』(岩波書店、第10回新潮学芸賞受賞)、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(朝日新聞社/講談社、両著で第7回桑原武夫学芸賞)、『アメリカの影』『日本風景論』(講談社文芸文庫)、『さようなら、ゴジラたち』『3.11 死に神に突き飛ばされる』(岩波書店)、『人類が永遠に続くのではないとしたら』(新潮社)、『増補改訂 日本の無思想』(平凡社ライブラリー)、『戦後入門』(ちくま新書)、『村上春樹は、むずかしい』(岩波新書)など多数。
平川克美(著者):1950年、東京都生まれ。株式会社リナックスカフェ代表取締役。声と語りのダウンロードサイト「ラジオデイズ」代表。立教大学MBA特任教授。文筆家。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。99年シリコンバレーのBusiness Cafe Inc.の設立に参加。著書に『移行期的混乱』(ちくま文庫)、『俺に似たひと』(朝日文庫)、『小商いのすすめ』『「消費」をやめる』(共にミシマ社)、『グローバリズムという病』(東洋経済新報社)、『路地裏の資本主義』(角川SSC新書)、『復路の哲学』(夜間飛行)、『「あまのじゃく」に考える』(三笠書房)、『一回半ひねりの働き方』(角川新書)、『何かのためではない、特別なこと』(平凡社)、『言葉が鍛えられる場所』(大和書房)などがある。
小田嶋隆(著者):1956年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、小学校事務員見習い、ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。著書に『人はなぜ学歴にこだわるのか』(光文社知恵の森文庫)、『テレビ標本箱』『テレビ救急箱』(ともに中公新書ラクレ)、『小田嶋隆のコラム道』(ミシマ社)、『地雷を踏む勇気』『もっと地雷を踏む勇気』(ともに技術評論社)、『ポエムに万歳!』(新潮社)、『「踊り場」日本論』(岡田憲治との共著、晶文社)、『その「正義」があぶない。』『場末の文体論』『超・反知性主義入門』(共に日経BP社)、『友だちリクエストの返事が来ない午後』(太田出版)などがある。
白井聡(著者):1977年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。専門は、政治学・社会思想。日本学術振興会特別研究員、文化学園大学服装学部服装社会学科助教等を経て、京都精華大学人文学部専任教員。著書に『未完のレーニン』(講談社選書メチエ)、『日本戦後史論』(内田樹との共著、徳間書店)、『「戦後」の墓碑銘』(金曜日)、『増補新版「物質」の蜂起を目指して』(作品社)、『戦後政治を終わらせる』(NHK出版新書)など。2013年『永続敗戦論』(太田出版)で第4回いける本大賞、第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞を受賞。
想田和弘(著者):1970年、栃木県生まれ。映画作家。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。映画作品に『選挙』(07年、ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリ受賞など)、『精神』(08年、釜山国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞など)、『Peace』(2010年、香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞など)、『演劇1』『演劇2』(2012年、ナント三大陸映画祭で「若い審査員賞」受賞)、『選挙2』(2013年)、『牡蠣工場』(2015年、ロカルノ国際映画祭正式招待)がある。著書に『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社現代新書)、『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』(岩波書店)、『熱狂なきファシズム』(河出書房新社)、『カメラを持て、町へ出よう』(集英社インターナショナル)、『観察する男』(ミシマ社)などがある。
仲野徹(著者):1957年、大阪市生まれ。大阪大学医学部卒業後、内科医から研究の道へ。京都大学医学部講師などを経て、大阪大学大学院・生命機能研究科および医学系研究科教授。専門は「いろんな細胞がどうやってできてくるのだろうか」学。著書に、『幹細胞とクローン』(羊土社)、『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』(学研メディカル秀潤社)、『エピジェネティクス』(岩波新書)などがある。
岡田憲治(著者):1962年、東京旧北多摩郡生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。専修大学法学部教授。専攻は現代デモクラシー理論。著書に『権利としてのデモクラシー』(勁草書房)、『はじめてのデモクラシー講義』(柏書房)、『言葉が足りないとサルになる』『静かに「政治」の話を続けよう』(共に亜紀書房)、『働く大人の教養課程』(実務教育出版)、『ええ、政治ですが、それが何か?』(明石書店)、『「踊り場」日本論』(小田嶋隆との共著、晶文社)などがある。
山崎雅弘(著者):1967年、大阪府生まれ。戦史・紛争史研究家。軍事面だけでなく、政治や民族、文化、宗教など、様々な角度から過去の戦争や紛争に光を当て、俯瞰的に分析・概説する記事を、1999年より雑誌『歴史群像』(学研)で連載中。また、同様の手法で現代日本の政治問題を分析する原稿を、東京新聞、神奈川新聞、ポリタスなどの媒体に寄稿。著書に『中東戦争全史』『現代紛争史』『世界は「太平洋戦争」とどう向き合ったか』『戦前回帰』(以上学研)など多数。

内容

世の中の枠組みが大きく変化し、既存の考え方が通用しない歴史の転換期に、中高生に向けて「これだけは伝えておきたい」という知見を集めたアンソロジー。言葉の力について、憲法について、愛国心について、科学的態度について、弱さや不便さに基づいた生き方について……。若者たちがこれからの時代を生き延びるための知恵と技術がつまった、未来へ向けた11のメッセージ。

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