丸善のおすすめ度
アラー世代~イスラム過激派から若者たちを取り戻すために~
アフマド・マンスール
著
高本教之,
犬飼彩乃,
由比俊行,
早川文人,
平井敏雄,
荻原耕平
翻訳
発行年月 |
2016年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
333p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
---|
|
|
ISBN |
9784794969453 |
---|
|
商品コード |
1023484157 |
---|
NDC分類 |
316.834 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年01月1週 |
---|
書評掲載誌 |
産経新聞 2017/01/08、日本経済新聞 2017/01/29 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023484157 |
---|
著者紹介
アフマド・マンスール(著者):アフマド・マンスール(Ahmad Mansour)
1976年生まれ、アラブ系イスラエル人。2004年からベルリン在住。心理学者、ソーシャルワーカーとして、イスラム過激主義に傾く若者たちの救済や、その家族への支援活動をおこなっている。反過激主義プロジェクト「HEROES――名誉の名のもとになされる抑圧に抗し、権利の平等を守るために」、脱過激化の相談窓口「HAYAT」に参加。ヨーロッパ民主主義財団(EFD)のプログラム・ディレクターでもある。それらの活動に対し、モーゼス・メンデルスゾーン賞(2014年)、ヨーゼフ・ノイベルガー賞(2015年)、カール・フォン・オシエツキー賞(2016年)を受賞。本書が初の単著となる。
高本教之(翻訳):高本教之(たかもと・のりゆき)
1968年生まれ。首都大学東京助教。共訳書にヴォルフガング・シヴェルブシュ『敗北の文化――敗戦トラウマ・回復・再生』(法政大学出版局)など。
犬飼彩乃(翻訳):犬飼彩乃(いぬかい・あやの)
1977年生まれ。博士(文学)。首都大学東京助教。共訳書にライナー・エアリンガー『なぜウソをついちゃいけないの?――ゴットフリートおじさんの倫理教室』(KKベストセラーズ)。
由比俊行(翻訳):由比俊行(ゆい・としゆき)
1976年生まれ。岡山大学准教授。共訳書にヴィンフリート・メニングハウス『吐き気――ある強烈な感覚の理論と歴史』(法政大学出版局)、多和田葉子編『カフカ ポケットマスターピース01』(集英社)。
早川文人(翻訳):早川文人(はやかわ・ふみと)
1975年生まれ。博士(文学)。金沢大学准教授。
平井敏雄(翻訳):平井敏雄(ひらい・としお)
1971年生まれ。学習院大学ほか非常勤講師。共著書に『ドイツ語できちんと書いてみる 中級ドイツ語文法と作文』(三修社)。
荻原耕平(翻訳):荻原耕平(おぎわら・こうへい)
1975年生まれ。首都大学東京非常勤講師。共著書に『独検対応 クラウンドイツ語単語1600』(三省堂)、『プロムナード やさしいドイツ語文法』(白水社)。共訳書にローマン&パトリック・ホッケ『「はてしない物語」事典――ミヒャエル・エンデのファンタージエン』(岩波書店)。
内容
●若者たちは、なぜジハードに走るのか?
ドイツで移民の背景をもつ若者たちがイスラム過激主義に染まり、ISに参加するためにシリアへと向かう――。何が彼らを駆り立てるのか? イスラム教にテロの責任はあるのか? 彼らを引き止めるために、私たちに何ができるのか? 自らもかつて過激主義に染まり、そこから脱却した経験をもつ著者が、若者たちをジハードに引き込むサラフィストの手口を心理学的に分析し、予防と脱過激化の方法を提唱する。