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ポストコロナ期を生きるきみたちへ(犀の教室)

内田樹編, 斎藤幸平, 青木真兵, えらいてんちょう/矢内東紀, 後藤正文, 白井聡, 岩田健太郎, 雨宮処凛, 増田聡, 平田オリザ, 想田和弘, 俞炳匡, 山崎雅弘, 三砂ちづる, 仲野徹, 中田考, 釈徹宗, 池田清彦, 平川克美, 鷲田清一  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2020年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 306p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784794970428
商品コード 1032437670
NDC分類 304
基本件名 社会問題
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年12月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032437670

著者紹介

内田樹編(著者):<b>内田樹(うちだ・たつる)</b> 1950年生まれ。武道家・思想家。凱風館館長。
斎藤幸平(著者):斎藤幸平(さいとう・こうへい)</b> 1987年生まれ。経済思想。
青木真兵(著者):<b>青木真兵(あおき・しんぺい)</b> 1983年生まれ。人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」キュレーター。
えらいてんちょう/矢内東紀(著者):<b>えらいてんちょう/矢内東紀(やうち・はるき)</b> 1990年生まれ。起業家・作家。
後藤正文(著者):<b>後藤正文(ごとう・まさふみ)</b> 1976年生まれ。ミュージシャン。
白井聡(著者):<b>白井聡(しらい・さとし)</b> 1977年生まれ。政治学・思想史。
岩田健太郎(著者):<b>岩田健太郎(いわた・けんたろう) </b> 1971年生まれ。医師。
雨宮処凛(著者):<b>雨宮処凛(あまみや・かりん)</b> 1975年生まれ。作家・活動家。
増田聡(著者):<b>増田聡(ますだ・さとし)</b> 1971年生まれ。ポピュラー音楽研究・メディア論。
平田オリザ(著者):<b>平田オリザ(ひらた・おりざ)</b> 1962年生まれ。劇作家・演出家。劇団「青年団」主宰。
想田和弘(著者):<b>想田和弘(そうだ・かずひろ)</b> 1970年生まれ。映画作家。
俞炳匡(著者):<b>俞炳匡(ゆう・へいきょう/Yoo Byung Kwang)</b> 1967年生まれ。医療経済学者・医師。
山崎雅弘(著者):<b>山崎雅弘(やまざき・まさひろ)</b> 1967年生まれ。戦史・紛争史研究家。
三砂ちづる(著者):<b>三砂ちづる(みさご・ちづる)</b> 1958年生まれ。疫学者。
仲野徹(著者):<b>仲野徹(なかの・とおる)</b> 1957年生まれ。病理学。
中田考(著者):<b>中田考(なかた・こう)</b> 1960年生まれ。イスラーム法学者。
釈徹宗(著者):<b>釈徹宗(しゃく・てっしゅう)</b> 1961年生まれ。僧侶・宗教学。
池田清彦(著者):<b>池田清彦(いけだ・きよひこ)</b> 1947年生まれ。生物学者。
平川克美(著者):<b>平川克美(ひらかわ・かつみ)</b> 1950年生まれ。文筆家・「隣町珈琲」店主。
鷲田清一(著者):<b>鷲田清一(わしだ・きよかず)</b> 1949年生まれ。哲学者。

内容

コロナ・パンデミックによって世界は変わった。グローバル資本主義の神話は崩れ、医療や教育などを「商品」として扱ってはならないことがはっきりし、一握りの超富裕層の一方で命を賭して人々の生活を支える多くのエッセンシャルワーカーが貧困にあえぐ構図が明らかとなった。私たちは今、この矛盾に満ちた世界をどうするかの分岐点にいる。この「歴史的転換点」以後を生きる中高生たちに向けて、5つの世代20名の識者が伝える「生き延びるための知恵」の数々。知的刺激と希望に満ちたメッセージ集。

こんなに誠実な大人たちから、地球を引き継げるワクワクをあなたへ。
──山邊鈴(長崎県立諫早高校3年/「この割れ切った世界の片隅で」作者)

「ウイルス一つによって、わずか数ヵ月の間に、ほんの昨日までこの世界の「常識」だと思われていたことのいくつかが無効を宣告されました。それがどのような歴史的な意味を持つことになるのか、人々はまだそのことを主題的には考え始めてはいません。日々の生活に追われて、そんな根源的なことを考える暇がありませんから。でも、中高生たちはこの「歴史的転換点」以後の世界を、これから長く生きなければなりません。彼らに「生き延びるために」有益な知見や情報を伝えることは年長者の義務のひとつだと僕は思います」(まえがきより)

【目次】
まえがき 内田樹

■1 Letters from around 30
ポストコロナにやってくるのは気候危機 斎藤幸平
楽しい生活──僕らのVita Activa 青木真兵
これからの反乱ライフ えらいてんちょう

■2 Letters from over 40
君がノートに書きつけた一編の詩が芸術であること 後藤正文
技術と社会──考えるきっかけとしての新型コロナ危機 白井聡
「タテ、ヨコ、算数」の世界の見方 岩田健太郎
支援の現場から考える、コロナ後の世界 雨宮処凛
「大学の学び」とは何か──「人生すべてがコンテンツ」を越えて 増田聡

■3 Letters from over 50
コロナで明らかになった日本の最も弱い部分──対話・エンパシー・HOME 平田オリザ
コロナ禍と人間──私たちはどう生きるのか 想田和弘
台風とコロナ・パンデミックは同じか? 俞炳匡
図太く、しぶとく、生きてゆけ──誰も正解を知らない問題にどう答えを出すか 山崎雅弘

■4 Letters from over 60
医療が無料であること 三砂ちづる
人生100年時代、ポストコロナはダブルメジャーで 仲野徹
メメント・モリ──思いがけない出会いに開かれているために 中田考
ディレンマの知性 釈徹宗

■5 Letters from over 70
ポストコロナ期における雇用について 内田樹
自分に固有の問題を考えること 池田清彦
コロナと価値のものさし 平川克美
マスクについて 鷲田清一

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