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恋愛の哲学
戸谷洋志
著
発行年月 |
2024年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
236p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/倫理・道徳 |
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ISBN |
9784794974112 |
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商品コード |
1038058481 |
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NDC分類 |
152.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年04月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038058481 |
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著者紹介
戸谷洋志(著者):1988 年東京都生まれ。関西外国語大学英語国際学部准教授。法政大学文学部哲学科卒業後、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士( 文学)。ドイツ現代思想研究に起点を置いて、社会におけるテクノロジーをめぐる倫理のあり方を探求する傍ら、「哲学カフェ」の実践などを通じて、社会に開かれた対話の場を提案している。著書に『ハンス・ヨナスの哲学』( 角川ソフィア文庫)、『ハンス・ヨナス 未来への責任』( 慶應義塾大学出版会)、『原子力の哲学』『未来倫理』( 集英社新書)、『スマートな悪 技術と暴力について』( 講談社)、『友情を哲学する 七人の哲学者たちの友情観』( 光文社新書)、『SNS の哲学リアルとオンラインのあいだ』( 創元社)、『親ガチャの哲学』(新潮新書)など。2015 年「原子力をめぐる哲学――ドイツ現代思想を中心に」で第31 回暁烏敏賞受賞。
内容
狂うのが、愛。憎むのが、恋。
哲学は「恋愛」を語ることから始まった。
クズへの愛はなぜ成立するのか? なぜ私は愛されたいのか? 永遠の愛はどこまで続くのか?
――すべて哲学が答えます。
現代に流れる「ロマンティック・ラブ」の幻想を解体する驚愕の哲学入門!!!
紹介するのは、プラトン、デカルト、ヘーゲル、キルケゴール、
サルトル、ボーヴォワール、レヴィナスの七人。
彼らはそれぞれが違った仕方で人間と世界の関係を捉え、
その人間観の中で恋愛(哲学)を論じている。恋愛とは何かを
考えることは、そもそも人間とは何かを問い直すことを要求する。
本書ではそれらを全体として再構成することで<恋愛>を広い
視野の元で捉え直していく。
【目次】
・はじめに
・第1章:なぜ誰かを愛するのか?――プラトン
・第2章:なぜ恋愛に執着するのか?――デカルト
・第3章:なぜ恋人に愛されたいのか?――ヘーゲル
・第4章:永遠の愛とは何か?――キルケゴール
・第5章:なぜ恋愛は挫折するのか?――サルトル
・第6章:女性にとって恋愛とは何か?――ボーヴォワール
・第7章:なぜ恋人と分かり合えないのか?――レヴィナス
・おわりに