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死の神話学(神話叢書)

木村武史  著

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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2024年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 449p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/民話・伝説
ISBN 9784794974150
商品コード 1038284260
NDC分類 164
基本件名 神話
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年04月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038284260

著者紹介

木村武史(著者):1962年生まれ。筑波大学人文社会系教授。1998年、シカゴ大学大学院神学校宗教学専
攻修了、Ph.D. 専門は宗教学。主な著作に『北米先住民族の宗教と神話の世界』(筑波
大学出版会、2022年)、編著『性愛と暴力の神話学』(晶文社、2022年)、ほか多数。

内容

いつから人は死すべき存在となったのか。そして、死んだらどこへと向かうのか。
神話における<死の意味>とは。
日本における神話研究の最前線を斬新な観点から平易に伝える
<シリーズ神話叢書>、待望の第三弾!

本論集においては従来、神話研究において中心だった「死の起源神話」という
問題だけでなく、「死」を広いテーマとしてとらえ、死の神話・死の象徴に関
わる多様な表象を分析していく。通常あまり触れることのない地域の神話・伝
承を仔細にわたり取り上げつつ、現代に関係する事象とも向き合うことで、わ
れわれが持つ「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。

【目次】
1:山本 孟◎『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界
2:田澤恵子◎古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働
3:岩嵜大悟◎聖書は死の起源についての神話を語るのか?
4:斧原孝守◎雲南少数民族の死の起源神話 
5:石川 巌◎最初の死――古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源
6:大木 舞◎不死なる神ヴィシュヌの化身神話
7:二宮文子◎中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」
8:黒田賢治◎生と死のはざまを「生きる」――現代イランの「殉教者の奇跡」
9:内海敦子◎インドネシア――死と天界と生まれ変わり
10:窪田幸子◎アボリジニの死の概念と神話
11:松村一男◎死すべき人間と不死の神々
12:植 朗子◎『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる〈神話的な死〉
13:岩崎 賢◎メソアメリカの《死と生の旅》の神話
14:木村武史◎北米先住民宗教における死の神話

目次

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