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言いたいことが言えないひとの政治学(犀の教室)
岡田憲治
著
発行年月 |
2024年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
267p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論 |
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ISBN |
9784794974570 |
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商品コード |
1039718970 |
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NDC分類 |
311 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年01月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039718970 |
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著者紹介
岡田憲治(著者):政治学者、専修大学法学部教授。1962年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了(政治学博士)。専攻は現代デモクラシー論。広島カープをこよなく愛する2児の父、愛称オカケン。著書に『半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」』(東洋経済新報社)、『教室を生きのびる政治学』(晶文社)、『政治学者、PTA会長になる』(毎日新聞出版)、『なぜリベラルは敗け続けるのか』(集英社インターナショナル)など多数。
内容
「給料上げてと会社に言いたい」
「暴言やめてと老親に言いたい」
「戦争やめろと世界に言いたい」……
じっとガマンするのでも、ガツンと言ってやるのでもない――
人生を自分でつくっていく、大人のための対話術
家庭でも職場でも地域社会でも、ふつうに生活しているだけで、
私たちは他者との不和やトラブルに悩まされる。
言いたいことは溜まるけど、そうそう言えないのが大人の世界……。
主張や発言ができないのなら、黙って我慢するしかないのか。
そんなわけない、と政治学者の著者は断じる。
ほどよく交渉したり、提案したり、説得したり……
ふだんづかいの対話術を、政治学の知恵をつかって考えていく。
個人・集団・社会にたいして、自分の思いを届ける技法と
マインドをユーモアたっぷりに惜しみなく提案する一書。
「いろいろな人間がいるこの世界で心の異音が大きくなった時、「言う/言えない」の二つに一つの選択肢しかないということはやはりないのだ、ということです。「言う」と「言わない」の間には、広大なエリアがある……そのことをみなさんは知らない、いや「忘れている」のです」(本書より)