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現実を解きほぐすための哲学

小手川 正二郎  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2020年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 278p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784798701769
商品コード 1031499249
NDC分類 104
基本件名 哲学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031499249

著者紹介

小手川 正二郎(著者):國學院大學文学部准教授。1983年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(哲学)。専攻はフランス近現代哲学、現象学。現象学の観点から、性差・家族・責任などの問題に取り組んでいる。著書に『甦るレヴィナス―「全体性と無限」読解』(水声社)、共著に『フェミニスト現象学入門―経験から
「普通」を問い直す』(ナカニシヤ出版)、共訳書に『評伝レヴィナス― 生と痕跡』(慶應義塾大学出版会)など。

内容

★この書籍の小売店頭価格は、2400円+税です。


性差、人種、親子、難民、動物の命について――

いま、世界には社会の分断を生む問題が山積している。
こうした問題についての議論は、往々にして、それぞれの立場から非難の応酬になりがちだ。
では、意見の異なる人と対話し、世の中をより良くしていくためには、何が必要なのだろうか?

著者は、一人ひとりが「自分の頭で考える」こと、そして「かわるまでわかる」ことが大切だと説く。
網の目のように複雑にからまった現実を、どのように解きほぐすことができるのか。
それぞれの問題について、丁寧な思考の歩みを示していく。

哲学は、偉大な学者の言葉や思想をありがたがることではなく、現実に向き合うことから始まる。
本当の意味で考えるための入門となる一冊。


「考えることは、しんどい。
 けれども、物の見方が変わる面白さを味わえる」
――古田徹也 氏(東京大学准教授)推薦!

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