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語り継ぐべき原子力災害~フクシマとチェルノブイリ~

オルガ I. ティムチェンコ, 今中 哲二, ドゥミトロ M. フロシィンスキー, 福本 学, 秋元 信一, ミハイル V. マリコ, 植田 今日子, 西﨑 伸子, 家田 裕子, アレクサンドラ・ブリティナ, 成 元哲, 牛島 佳代, 城下 英行, 太田 育子, 高幤 秀知, 家田 修  著

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価格 \6,380(税込)         

発行年月 2024年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 16p,434p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/電気・電子工学/電力
ISBN 9784798918372
商品コード 1037920553
NDC分類 543.5
基本件名 福島第一原子力発電所事故(2011)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年03月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037920553

著者紹介

オルガ I. ティムチェンコ(著者):ウクライナ科学アカデミー・マルゼーイェフ衛生・医学生態学研究所研究員等を歴任。
今中 哲二(著者):京都大学複合原子力科学研究所研究員。
専門は原子力工学。
著作:『放射能汚染と災厄:終わりなきチェルノブイリ原発事故の記録』(明石書店、2013 年)等。
ドゥミトロ M. フロシィンスキー(著者):ウクライナ議会附設放射能生物学委員会委員長、ウクライナ科学アカデミー細胞生物学遺伝子工学研究所長などを歴任。
福本 学(著者):東北大学災害科学国際研究センター客員教授。国立研究開発法人理化学研究所革新的知能統合研究センター客員主管研究員。
著作:『知っているつもりの放射線読本』(三輪書店、2023 年)等。
秋元 信一(著者):北海道大学名誉教授、元日本昆虫学会会長。
著作:『アブラムシの生物学』(東京大学出版会、2000 年)、『親子関係の進化生態学』(北海道大学図書刊行会、1996 年)等。
ミハイル V. マリコ(著者):ベラルーシ科学アカデミー原子力工学研究所、同物理・化学的放射能問題研究所等を歴任。
また、ベラルーシ最高幹部会チェルノブイリ事故対策特別委員会、欧州放射能リスク委員会等の委員も歴任。
植田 今日子(著者):上智大学総合人間科学部教授。
著作:『存続の岐路に立つむら:ダム・災害・限界集落の先に』(昭和堂、2016 年)、『更地の向こう側:解散する集落「宿」の記憶地図』(かもがわ出版、2013 年)等。
西﨑 伸子(著者):芸術文化観光専門職大学芸術文化観光学部教授。
著作:「原発災害における加害者の応答の不在と暴力性」『環境社会学研究』27(2021 年)、「避難指示の外側で何が起こっていたのか―自主避難の経緯と葛藤」関・原口編『原発事故は人びとに何をもたらしたのか:不可視化される被害、再生産される加害構造』(新泉社、2023 年)等。
家田 裕子(著者):東欧研究者。
著作:『ハンガリー狂騒曲』(講談社新書、1992 年)、『マサリク・シートン=ワトソン・吉野作造・松江春次:第一次世界大戦の比較国民思想』(2019 年)等。
アレクサンドラ・ブリティナ(著者):ウクライナ科学アカデミー芸術民俗学研究所研究員、スラブ国際民俗学委員会、英国民俗学会誌Folklore 国際編集委員等を歴任。
成 元哲(著者):中京大学現代社会学部教授。
著作:『終わらない被災の時間:原発事故が福島県中通りの親子に与える影響』(石風社、2015 年)、『原発分断と修復的アプローチ』(東信堂、2023 年)等。
牛島 佳代(著者):愛知県立大学看護学部准教授。
著作:『終わらない被災の時間:原発事故が福島県中通りの親子に与える影響』(石風社、2015 年)、『原発分断と修復的アプローチ』(東信堂、2023 年)等。
城下 英行(著者):関西大学社会防災学部准教授。
著作:『防災・減災のための社会安全学:安全・安心な社会の構築への提言』(ミネルヴァ書房、2014 年)、『復興と支援の災害心理学 : 大震災から「なに」を学ぶか』(福村出版、2012 年)等。
太田 育子(著者):広島市立大学国際学部教授。
著作:「人権から考える3.11 原発事故災害― 被曝を最大防護する権利のために」『世界の眺めかた』(千倉書房、2014 年)、『入門 国際機構』(法律文化社、2016 年)等。
高幤 秀知(著者):北海道大学名誉教授。
著作:『ルカーチ弁証法の探究』(未来社、1998 年)等。
家田 修(著者):早稲田大学ロシア東欧研究所招聘研究員。
著作:『なぜ日本の災害復興は進まないのか:ハンガリー赤泥流出事故の復興政策に学ぶ』(現代人文社、2016 年)、『講座スラブ・ユーラシア学1』(講談社、2008 年)等。

内容

フクシマの教訓を後世に語り継ぐその責務に応える三国珠玉の共同研究。

福島第一原発事故は、放射能という「見えない脅威」が常に隣り合わせにあるものと私たちに認識させた。しかし、事故から10年以上を経た今日に、その反省は十分に活かされているだろうか?事故は「過去のもの」として忘却に向かっていないだろうか?本書は、共に重大な原発事故を経験した日本・ウクライナ両国の気鋭の研究者によって、放射線被曝についての自然科学的実証研究、避難を強いられた被災者たちの直の声、精神を蝕み続ける「原発不安」などを通し、事故後に長い時を経てもなお人間・社会・自然のあらゆる領域に影響を及ぼし続ける「原発災害」の実態を描いた原子力災害研究の最前線!

目次

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