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音の大地を歩く~民族音楽学者のフィールドノート~(地球音楽出会い旅 3)
水野 信男
著
発行年月 |
2012年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
271p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784799801116 |
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商品コード |
1011351579 |
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NDC分類 |
760.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2012年10月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1011351579 |
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著者紹介
水野 信男(著者):1937年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院修了。博士(文学)。民族音楽学専攻。兵庫教育大学名誉教授。著書に「ユダヤ音楽の歴史と現代」「地球音楽紀行」「音楽のアラベスク」など。
内容
アラブ音楽研究の第一人者である著者が、世界の音を語るエッセイ集。『地球音楽出会い旅』『中東・北アフリカの音を聴く』に続く、地球音楽出会い旅シリーズ第3弾。
まずは、日本各地にゆたかに伝わる伝統的な音楽から文章ははじまる。沖縄県、八重山に伝わるその地域ならではの音楽。そして、大阪府、四天王寺の雅楽。山形県の黒川能。徳島県に伝わり上演される人形浄瑠璃(文楽)。島根県に残る糸あやつり人形。福岡県に伝わる幸若舞と、日本各地のさまざまな音の文化が綴られる。海外では、中国に残るイスラム寺院と現地の音楽、フランスに残る人形劇など多彩な音やそれをとりまく人について述べる。そして、中東の音風景からはキリスト教音楽の源流を探り、イスラーム世界の音文化や宗教儀礼における声や音などについても詳しく語られる。さらに、クラシック音楽のソナタ形式と機能和声についても考えをめぐらせる。音とは何か。音楽とは何か。その持つ力とはなにかを考えさせてくれるエッセイ集。古今東西のさまざまな音を意識し、研究し続けた、民族音楽学者の名文がここにつまっている。