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「悪い私」はいない~内的家族システムモデル(IFS)による全体性の回復~

リチャード・C・シュワルツ  著

後藤 ゆうこ, 佐久間 智子, 後藤 剛  翻訳
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2024年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 365p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法
ISBN 9784800591937
商品コード 1038195130
NDC分類 146.8
基本件名 心理療法
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2024年04月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038195130

著者紹介

リチャード・C・シュワルツ(著者):パデュー大学で結婚・家族療法の博士号を取得。イリノイ大学医学部シカゴ校精神科少年研究所准教授、ノースウェスタン大学家族研究所准教授を経て、ハーバード大学医学部で教鞭をとる。米国結婚・家族療法協会の上級会員であり、4つの専門誌の編集委員を務めている。アメリカで最も広く使われている家族療法の教科書「Family Therapy: Concepts and Methods」の共著者。1980年代にクライアントが自分自身の中にあるさまざまな部分(パーツ)について語るのを聞き、クライアントとパーツとの対話を助けるようになったことから、内的家族システム(IFS)療法を開発するに至る。2000年にイリノイ州にセルフリーダーシップ・センター(現IFSインスティテュート)を設立。全米の専門家団体で講演を行い、世界的なムーブメントとなったIFSについて多くの著書と50以上の論文を発表している。IFSインスティテュートでは、専門家向けのIFSトレーニング、専門家と一般市民を対象とした国内および国際的なワークショップ、年次会議、出版物、ビデオ資料などを提供している。
後藤 ゆうこ(翻訳):NVC認定トレーナー/IFSレベル2セラピスト/通訳。サンディエゴ州立大学で経営管理学・理学士号取得。2016年に日本人初のNVC認定トレーナーとなる。国内外でNVCを伝えながら、海外トレーナーとのコラボを手がけ、NVC国際集中トレーニングのオーガナイズ・通訳、トレーナーも務める。2016年に内的家族システム(IFS)に出会い、以降IFSの深さに感銘を受け、その後さまざまなトレーニングを受け、日本にIFSを紹介した先駆者の1人となる。現在は主にIFSをベースとした講座や個人セッションやカップルカウンセリングを行う。[単著]私の中に住む人たち:IFS(内的家族システム)へのお誘い. Amazon Kindle版 2021
佐久間 智子(翻訳):1994年杏林大学医学部卒、東北大学大学院医学系研究科博士課程在学中(2024年現在)。日本産科婦人科学会専門医。日本心身医学会/日本心療内科学会/日本トラウマティック・ストレス学会会員。開業医の父の影響で病気の根本治療を探求し、東洋医学、分子栄養学、機能性医療などに従事する中で、心と身体の関連の重要性に気づく。キネシオロジーの経験を経て、トラウマセラピストに転身。現在はIFSを中心に活動している。IFS公式レベル1および2トレーニング、ブレインスポッティングPhase1および2、ホログラフィートークベーシック、ソマティックエクスペリエンシング®中級修了。
後藤 剛(翻訳):NVC認定トレーナー/IFSレベル2セラピスト/ファシリテーター/一般社団法人日本NVC研究所代表理事。自らの不登校の経験から、既存のシステムを超える教育を求め、自由の森学園やシュタイナー教育と出会う。大阪教育大学で教員免許を取得後渡米。人と人が本質から生かし合う在り方を求めて、カリフォルニアのスピリチュアル・コミュニティーに16年間在住。ITエンジニアの顔も持ち、アジャイルなシステム開発に従事。結婚が決定的な節目となり、マウイ島でNVC認定トレーナー夫婦の隣家に居住する環境に恵まれ、2016年に日本人初のNVC認定トレーナーとなる。現在『セルフ・ジャーニー(頭のない視座としてのセルフの旅路)』を執筆中。海外での居住型NVCコミュニティでの日常的な学び・実践の経験を生かし、IFSと共に、プロセスワーク、ノンデュアリティ、人智学をつなげる日本流NVCxとして探究を分かち合う。

内容

よくないとわかっていながら、ついやるべきでないことをしてしまう。 温和な家庭を望んでいるのに、ついパートナーに厳しくあたってしまう。
一見矛盾している現象の背景には、合理的なシステムがあります。
その構造を俯瞰し、一見マイナスに見える行動や反応をする「わたし」の役割を理解し、受け入れ、内面を調和させることで、 本来の力が発揮できるようになるアプローチが、「内的家族システム(IFS・インターナル・ファミリー・システム)」です。

IFSとは、40年近い歴史を持つ、臨床から生まれたアプローチです。
IFSは、家族療法士である米国のリチャード・シュワルツ氏が開発した、トラウマ治療を得意とする画期的な心理療法として臨床の現場で発展し、数十年にわたり心理学を変革してきました。
近年では、日本でも注目を集めつつあります。

この本では、なぜIFSがトラウマの回復、依存症治療、うつ病治療などの分野で非常に有効なのか、そしてこの新しい意識の理解がいかに私たちの人生を根本的に変える可能性があるのかを学ぶことができます。
そして、この新しい意識の理解が、私たちの生活を根本的に変える可能性を秘めていることを学ぶこともできるでしょう。
さまざまな内省手法を試したけれど、 根本的に自分を変えられないと感じる人に向けて、臨床心理の現場で発展してきたその手法を、 第一人者が説く書籍です。

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