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ISOTYPE

オットー・ノイラート  著

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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2017年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 319p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/概論・参考図書
ISBN 9784802510653
商品コード 1024851108
NDC分類 801.9
基本件名 絵文字
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年07月5週
書評掲載誌 朝日新聞 2017/09/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024851108

著者紹介

オットー・ノイラート(著者):オットー・ノイラート(Otto Neurath, 1882-1945)
ウィーンの社会経済学者、哲学者。論理実証主義(ウィーン学団)を先導し、物理主義を提唱した。学問が細分化した20世紀には珍しいルネサンス型の万能人と評されるほど、その活動は多岐にわたる。第一次大戦中、独ライプツィヒの戦争経済博物館館長に着任。視覚教育活動への取り組みを始める。戦争終結後、社会主義運動に身を投じるが、ウィーンに戻って絵による統計図表を主展示とするウィーン社会経済博物館を設立。視覚言語システムの開発に努めた。オーストリアの内戦とナチスの侵攻によって亡命を余儀なくされるも、専門家チームを率いて国際視覚言語教育システム「アイソタイプ」の確立に尽力。晩年、亡命の地、英オックスフォードにアイソタイプ研究所を設立し、教育、科学のみならず、あらゆる分野の視覚情報表現の発展に影響を与えた。

内容

事象と意味をつなぐ視覚化(=絵文字化)のシステム、ISOTYPE[アイソタイプ]。開発者であるオットー・ノイラートの多面的な活動とともに、あらゆる分野におけるビジュアル・コミュニケーションの発展に影響を与え、インフォグラフィックスのはしりとしてデザイン史に名を残すも、その志を著した出版物がこれまで邦訳されることはなかった。大戦の狭間、移民やナショナリズムを背景とし、国際化社会に向けた絵による教育・掲示の体系化と普及に勤しんだノイラート。彼が夢見た、国家を超える〈普遍的〉世界において、“個人のために”科学が、デザインが、果たすべき役割とは何であったのか。80年の時を経て、今なお問われているグローバリズムの課題、取り組まれているユニバーサルなコミュニケーションツールに通じる、その基礎的で壮大な取り組みに光を当てる。

※本書は、本邦初となる完訳『International Picture Language』(1936)、『Basic by Isotype』(1937)に『Modern Man in the Making』(1939)の全図を収録した、日本オリジナルの合本版です。

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