東アジア<2> 隋・唐(アジア仏教美術論集)
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内容
目次
総論 隋・唐時代の仏教美術 1 表現と主題の継承と革新(初唐期における長安造像の復元的考察 蜀道の両端―南北朝隋唐時代における長安と四川の仏教美術の交流 迦毘羅神考―霊泉寺大住聖窟における造像を中心に 唐代弥勒菩薩像の一表現―袈裟を着ける菩薩像 山西天龍山石窟唐前期諸窟造像の特徴 敦煌の千手千鉢文殊菩薩と仏教の視覚文化における一対表現) 2 教学と信仰の深化(感応と図様―仁寿舎利塔に見る表象形式と思想 本生図の変容 唐代龍門石窟 龍門石窟造像記からみた善導浄土教の受容 唐代における十一面観音の図像と信仰) 3 世間との関わり(則天武后と仏教 唐代における宮殿の施入と仏寺への転用 敦煌莫高窟初唐期の維摩経変―窟内配置と図様をめぐって 唐代における高僧像の制作と鑑真和上像前史―八世紀初頭を中心に) 4 東西との交渉(敦煌石窟の金光明経変に関するいくつかの問題 正倉院宝物螺鈿紫檀五絃琵琶の淵源について―捍撥の図様を手掛かりとして 古代日本仏教美術におけるインド仏跡の造形的受容について―『大唐西域記』を手掛かりに)
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