著者紹介

内容

目次

第Ⅰ部第１章　功利主義の正義論　池田　貞夫（元中央大学教授）第２章　ベンサム功利主義の構造と初期経済思想の展開　音無　通宏（中央大学経済学部教授）第３章　功利主義と植民地　—ベンサムの植民地論—　板井　広明（関東学院大学経済学部非常勤講師）第４章　ジェイムズ・ミルの統治思想　—共感、道徳的制裁、世論—　益永　　淳（中央大学経済学部助教授）第５章　Ｊ・Ｓ・ミルとＬ・ワルラスのレジーム構想—所有構造の変容を中心に—　高橋　　聡（中央大学商学部兼任講師）第６章　ヴェブレンと功利主義　—人間行為論を中心に—　石田　教子（日本大学経済学部助手）第７章　Ｊ・Ａ・ホブソンの厚生経済学と政策的展開　八田　幸二（中央大学経済学部助教授）第Ⅱ部第８章　アリストテレス『ニコマコス倫理学』における応報　濱岡　　剛（中央大学経済学部教授）第９章　アダム・スミスの資本主義観　和田　重司（中央大学名誉教授）第１０章　Ｆ・リストと一八三九—四〇年の経済諸論文　片桐　稔晴（中央大学経済学部教授）第１１章　ヴィクトリア朝中期における宗教意識と文学—Ｍ・アーノルドとＡ・Ｈ・クラフの場合—　中川　　敏（中央大学名誉教授）第１２章　初期マーシャルの認識論と思想形成　門脇　　覚（中央大学経済学研究科博士後期課程）