内容
●何度も起こる症状(BPSD)をストップする!
認知症の行動・心理症状(BPSD)は一時的なケアではなかなか治まりません。
本書は行動分析によって行動を起こしたり繰り返したりする原因を考えて、対処方法や環境を変えるだけで、個人の認知症の問題行動を改善するマニュアルです。
この方法について介護者が研修で学ぶと、現場でスタッフが科学的な対応法ができるようになり、BPSDをおさめることができるようになります。
内容は、行動分析の基礎知識をはじめ、どのように情報収集するか、原因を考えるか、計画を立てるかを具体的なテクニックやツールを用いて、ステップ式に解説しました。それに応じて、抑うつや妄想など、6つの症状別に、たくさんのイラストを用いて展開しました。
著者は、ケアマネ・心理職です。
個人だけでなく、施設などでの研修でも活用でき、医療・看護・介護職にとって必携の一冊です。
【著者について】
野口 代(筑波大学)・山中克夫(筑波大学)=著