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樹木の恵みと人間の歴史~石器時代の木道からトトロの森まで~
ウィリアム・ブライアント・ローガン
著
屋代通子
翻訳
発行年月 |
2022年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
378p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/農学/林業 |
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ISBN |
9784806716334 |
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商品コード |
1034361117 |
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NDC分類 |
650.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年06月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2022/06/25 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034361117 |
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著者紹介
ウィリアム・ブライアント・ローガン(著者):ニューヨーク植物園で教鞭をとる。
これまで30 年間、木を相手に働いてきた。認定育樹家で、ニューヨーク市を拠点とする樹木管理の会社の創設者兼社長。
ガーデンライターズアソシエーションから数々の賞を受賞しており、「House Beautiful」「House and Garden」「Garden Design」などの雑誌の寄稿編集者、「ニューヨークタイムズ」のレギュラーのガーデンライターでもある。
国際樹芸学会International Society of Arboriculture(ISA)のニューヨーク州支部から2012 年のSenior Scholar 賞を、国際ISA からTrue Professional of Arboriculture 賞を受賞。本書で、最も優れたネイチャーライティングの著作に贈られるジョン・バロウズ賞を受賞。
著書に、『Oak』(『ドングリと文明』日経BP 社)、『Air』『Dirt』などがある。
屋代通子(翻訳):兵庫県西宮市生まれ。札幌市在住。出版社勤務を経て翻訳業。
主な訳書に『シャーマンの弟子になった民族植物学者の話 上・下』『虫と文明』『馬の自然誌』『外来種のウソ・ホントを科学する』『木々は歌う』(以上、築地書館)、『ナチュラル・ナビゲーション』『日常を探検に変える』(以上、紀伊國屋書店)、『数の発明』『ピダハン』『マリア・シビラ・メーリアン』(以上、みすず書房)など。
内容
古来、人間は、木を伐ることで樹木の無限の恵みを引き出し、利用してきた。
英国の沼沢地の萌芽更新による枝を使った石器時代の木道、
スペインの12世紀の手入れされたナラの林、
16世紀のタラ漁船のための木材づくり、
野焼きによって森を育んだ北アメリカの先住民、日本の里山萌芽林。
米国を代表する育樹家が、世界各地を旅し、
1万年にわたって人の暮らしと文化を支えてきた樹木と人間の伝承を掘り起こし、
現代によみがえらせる。