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まず教育論から変えよう~5つの論争にみる、教育語りの落とし穴~
児美川 孝一郎
著
発行年月 |
2015年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
266p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
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ISBN |
9784811807812 |
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商品コード |
1017872466 |
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NDC分類 |
370.4 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2015年06月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2015/06/14 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017872466 |
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著者紹介
児美川 孝一郎(著者):1963年生まれ。法政大学キャリアデザイン学部教授。専門は教育学。著書に「キャリア教育のウソ」など。
内容
現代日本では世の中の多くの人が、教育に関心や意見をもっている。 居酒屋談義から、ネット上でのTwitterやSNSにブログまで、 テレビをつければ、バラエティから、政治家による討論まで、 関心の高いトピックとして、だれもが評論家のように教育を語っている。 それはこの国の教育や学校にとって、はたして幸福なことだろうか? 議論をすればたちまちのうちの百花繚乱の意見が噴出。 それをなんとか整理して、対立する意見の折り合いをつけ、 調整しようとしても、結局は調停不能に陥ってしまう。 そして気がつくと、合意形成されることはないまま、 一つの教育政策や方針がただ押し通される──。 なぜそうなってしまうのか。 それは百家争鳴の教育論争に、「落とし穴」が潜んでいるからである──。 現在進行形の5つの論争を通して、 誰もが陥りうる「落とし穴」・"教育語り"の存在と、 "教育語り"がもたらす実際の教育への影響を明らかにし、 教育を語るための"教育語り"から、 教育を変えるための"教育論"へ転換するための方法を提示する。