国際地域開発の新たな展開
内容
目次
はじめに 本書の目的と構成 第1章 農学・地域開発分野における国際人づくり協力の課題 Ⅰ.ケニアのビクトリア湖周辺域におけるガリエロージョン防止活動と人づくり Ⅱ.人材育成にみる人道的援助と戦略的援助 Ⅲ.日本の大学における国際地域開発/国際協力への参画の新たな動向 Ⅳ.アメリカにおける国際協力と大学の参画 第2章 SDGs(国連持続可能開発目標)時代の農村開発 Ⅰ.俺ら東京さ行ぐだ─問題提起にかえて─ Ⅱ.MDGsとSDGsのわすれもの Ⅲ.農村開発としての生活改善 Ⅳ.生活改善の政策的、実践的含意─むすびにかえて─ 第3章 途上国の園芸作物輸出と農村開発…高根 務 Ⅰ.園芸作物貿易の特徴 Ⅱ.消費市場の特徴と途上国 Ⅲ.園芸作物輸出と途上国の小農 Ⅳ.おわりに 第4章 開発途上国の農業・農村開発における農業経営研究の貢献について Ⅰ.はじめに Ⅱ.農業・農村開発についての基本認識 Ⅲ.農業・農村開発現場の現状把握における農業経営研究の貢献 Ⅳ.開発効果の評価における農業経営研究の貢献 Ⅴ.結び 第5章 北東アジアの乾燥地における農牧業─モンゴル国を中心に─ Ⅰ.はじめに Ⅱ.モンゴル国農牧業の過去半世紀の変動と近年の動き Ⅲ.内モンゴルにおける牧畜業の動向 Ⅳ.おわりに 第6章 モンゴルにおける環境保全型開発について Ⅰ.はじめに Ⅱ.モンゴルの環境問題 Ⅲ.モンゴルの環境問題に対する日本の取り組み Ⅳ. モンゴル遊牧民の環境意識調査 Ⅴ.おわりに─当事者性と持続可能な環境保全型開発の課題─ 第7章 ラオスの農業・農村開発における農耕文化研究の意義 Ⅰ.はじめに─ラオス農村の理解 Ⅱ.ラオスにおける農耕文化─現地調査の事例 Ⅲ.ラオスにおける農業・農村開発と農耕文化─現地における理解と還元 Ⅳ.おわりに─未来への可能性 第8章 太平洋島嶼国の開発課題と伝統的食料資源の活用 Ⅰ.はじめに Ⅱ.太平洋島嶼国の開発概況 Ⅲ.トンガにおける伝統的食料資源を活用した開発の可能性 Ⅳ.まとめ 第9章 グローバル化の中のアフリカ農業─ザンビアを事例に─ Ⅰ.はじめに Ⅱ.国の成り立ちと土地政策 Ⅲ.経済自由化後の農業変化 Ⅳ.おわりに 第10章 八重山地域における伝統的食文化の実態と継承性 Ⅰ.はじめ Ⅱ.アンケート結果からみた伝統的な食事の喫食機会 Ⅲ.伝統的な食事の提供の実情 Ⅳ.おわりに 第11章 女性農業者のキャリア形成をめざした農業労働の実態─日本の概況と事例を中心に─ Ⅰ.はじめに Ⅱ.農業労働力を担う女性農業者の就労実態 Ⅲ.農業のイメージを変える女性たち─事例が示す方向─ Ⅳ.おわりに 第12章 開発途上国におけるエネルギー普及と今後の課題─再生可能エネルギーを使用した持続的開発を目指して─ Ⅰ.課題 Ⅱ.エネルギーと人口、CO2排出量、及びGDPとの関係 Ⅲ.世界主要国の消費電力と1次エネルギー構成比 Ⅳ.世界における再生可能性エネルギーの方向性 Ⅴ. 第13章 人工光型植物工場の普及とマーケティング上の課題 Ⅰ.はじめに Ⅱ.植物工場の発展と種類… Ⅲ.人工光型植物工場ビジネスの現状と課題 Ⅳ.おわりに 第14章 グローバル・フードバリューチェーンと途上国の農業開発 Ⅰ.はじめに─グローバル・フードバリューチェーンと農村の貧困問題 Ⅱ.グローバル・フードバリューチェーンの概念を再検討する Ⅲ.グローバル・フードバリューチェーンと農業開発 Ⅳ.おわりに あとがき
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