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国家の「余白」~メコンデルタ生き残りの社会史~(地域研究叢書 42)
下條 尚志
著
発行年月 |
2021年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,558p |
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大きさ |
23cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784814003099 |
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商品コード |
1032535489 |
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NDC分類 |
223.107 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032535489 |
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著者紹介
下條 尚志(著者):1984年 東京都生まれ。2007年 慶應義塾大学経済学部卒。2015年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(地域研究)。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科研究員(2015〜2016年),京都大学東南アジア地域研究研究所機関研究員(2016〜2017年)を経て,2017年より静岡県立大学大学院国際関係学研究科助教。
内容
豊かな自然と世界有数の農業生産を誇り,大都市からも近く,いまはクルーズ観光が人気のメコンデルタ。しかしここは20世紀最大の動乱の舞台でもある。いくつもの国家が,統計・分類,文書化,マッピング,暴力を用いてこの地域の人々を捕捉しようとした。しかし,そうすればするほど動乱が拡大する。民族的混淆,流動する人・モノ・情報,闇市や徴兵忌避の寺院等々,デルタ社会の生態歴史文化的特徴のなか「国家の介入しにくい空間」が如何に作られるのか,そのメカニズムを詳細な民族誌で解き明かす。