ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

人新世を問う~環境、人文、アジアの視点~(環境人間学と地域)

寺田 匡宏, ダニエル・ナイルズ  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 1週間  数量 冊 
価格 \6,270(税込)         

発行年月 2021年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,494p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/理工学/環境科学・工学/環境科学・工学
ISBN 9784814003174
商品コード 1032535488
NDC分類 519
基本件名 環境問題
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年05月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032535488

著者紹介

寺田 匡宏(著者):総合地球環境学研究所客員准教授。人文地球環境学,歴史学。歴史という人間中心の概念が非-人間を扱う環境とどう関係するかを研究。メタヒストリーという記述の立場から,超長期の過去である人新世(アンソロポシーン)と未来史に関心を持つ。著書に,『人文地球環境学――「ひと,もの,いきもの」と世界出来』(あいり出版,2021年),『カタストロフと時間――記憶/語りと歴史の生成』(京都大学学術出版会,2018年),『人は火山に何を見るのか――環境と記憶/歴史』(昭和堂,2015年),『災厄からの立ち直り――高校生のための〈世界〉に耳を澄ませる方法』(編著,あいり出版,2016年)ほか。「叢書・地球のナラティブ」(あいり出版,2019年〜)のシリーズ・エディターもつとめる。国立歴史民俗博物館COE研究員,国立民族学博物館外来研究員,マックスプランク科学史研究所客員研究員を歴任。マックスプランク科学史研究所共同研究「人新世における/の知」メンバー。
ダニエル・ナイルズ(著者):総合地球環境学研究所准教授。人間と環境に関する地理学を研究。異なった環境の知識が農業実践,物質文化,土地にどのように埋め込まれ,どのように転移するかを研究。とりわけ,農業遺産に着目し,長年の歴史的知識が人新世の現代的諸課題にどう適応しうるかに関心を持つ。マックスプランク科学史研究所客員研究員(2016,2017年),カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員(2012,2018年),タイ農業省・国際連合食糧農業機関(FAO)世界農業遺産コンサルタント(2018年)を歴任。論文に「自然の経験と科学」(立本成文と共著,『ネイチャー・サステイナビリティ』2018年,英文),「人新世における農業遺産とその保存」(『オックスフォード・ハンドブック 遺産学』オックスフォード大学出版局,2018年,英文),「文化遺物ではなく生きた知識としての伝統農業の保存」(R・ロスとの共著,『資源と生態』2016年,英文)ほか。

内容

20世紀後半からの環境破壊・変動の大加速、そして露わになってきた「地球の限界」。人新世という新たなメタファーは、人類の優位だけでなく危機を示している。研究者たちは、破壊でも後退でもない新時代を乗り越える新たな道をアジアに探し求めた。西洋の刻印を相対化し、「人新世」を問い直す。

目次

カート

カートに商品は入っていません。