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女帝と道化のロシア(学術選書 108)
坂内 徳明
著
発行年月 |
2023年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
5p,415p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ロシア史 |
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ISBN |
9784814004577 |
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商品コード |
1035658314 |
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NDC分類 |
238.05 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年03月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2023/12/24 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035658314 |
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著者紹介
坂内 徳明(著者):1949年福島県生まれ、東京都育ち。ロシア民俗学・文化論研究者、一橋大学名誉教授。一橋大学博士(社会学)。主な著訳書『女帝と道化のロシア―もう一つの近代の道』(私家本、2021年)、『ロシア文化の基層』(日本エディタースクール出版部、1991年)、『ルボーク―ロシアの民衆版画』(東洋書店、ユーラシア選書、2006年)。翻訳に、ステブリン=カーメンスキイ『神話学入門』(共訳、東海大学出版会、東海選書、1980年)、A・B・オポローヴニコフ『ロシアの木造建築―民家・付属小屋・橋・風車』(井上書院、1986年)、A・F・ネクルィローヴァ『ロシアの縁日―ペトルーシカがやってきた』(平凡社、叢書演劇と見世物の文化史、1986年)、J・ハッブズ『マザー・ロシア―ロシア文化と女性神話』(青土社、2000年)がある。
内容
ロマノフ朝ロシア帝国、4人目の皇帝アンナの治世は暗黒時代とも見なされているが、イタリアから劇団や音楽家などを招聘するなど、西洋文化を積極的に摂取したのもこの時代である。時代の息吹を教えるのは、新都サンクト・ペテルブルクの建設とともに、印刷・文字文化の媒体として発達したロシア特有の版画ルボークであった。本書は宗教物語、外国のニュースや風俗、風刺、日常生活など、世俗的で多岐にわたる題材を扱うルボークを紹介しながら、民衆の娯楽と啓蒙の世界を伝える。