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平和と人権の思想史~近代自然法思想と哲学~(学術選書 116)
本田 裕志
著
発行年月 |
2024年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,335p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/基礎法・法哲学・法思想史・法社会学 |
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ISBN |
9784814005543 |
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商品コード |
1039287292 |
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NDC分類 |
321.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年11月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039287292 |
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著者紹介
本田 裕志(著者):龍谷大学文学部元教授1956年 東京都に生まれる1987年 京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学龍谷大学文学部助教授を経て、2007年より教授(2014年8月退職)主な著訳書『ベルクソン哲学における空間・延長・物質』(晃洋書房 2009年)、『環境と倫理』(共著、有斐閣 2005年)、『応用倫理学事典』(共編著、丸善 2008年)、『環境思想を学ぶ人のために』(共著、世界思想社 1994年)、『生命倫理の現在』(共著、世界思想社 1989年)。翻訳として、グロティウス/セルデン『海洋自由論/海洋閉鎖論1~2』(2021年)、サン-ピエール『永久平和論1~2』(2013年)、ホッブズ『市民論』『人間論』『物体論』(2008, 2012, 2015年)(以上、「近代社会思想コレクション」京都大学学術出版会)がある。
内容
各国には現実の法律(実定法)が存在するが、それとは別に時代や国の違いを超えた不変の法が考えられる。これが自然法である。自然法思想は古代にまで遡るが、近代においては、個人相互間の平和・人間の基本的権利の擁護・国際平和という三つの重要な理念が含まれるようになる。本書は、近代を代表する六人の思想家を取り上げ、彼らが自然法思想をどのようにとらえたか、さらにこれらの理念が彼らの思想的営みの中からどのように成熟し結実したかを明らかにする。