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「科学的に正しい」の罠(SB新書 708)
千葉聡
著
発行年月 |
2025年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
287p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/理工学/自然科学/自然科学 |
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ISBN |
9784815633370 |
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商品コード |
1041183759 |
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NDC分類 |
404 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年11月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1041183759 |
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著者紹介
千葉聡(著者):東北大学東北アジア研究センター教授、東北大学大学院生命科学研究科教授(兼任)。1960年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。静岡大学助手、東北大学准教授などを経て現職。専門は進化生物学と生態学。著書『歌うカタツムリ──進化とらせんの物語』(岩波科学ライブラリー、2017)で第71回毎日出版文化賞・自然科学部門を受賞。ほかに、『進化のからくり──現代のダーウィンたちの物語』(講談社ブルーバックス、2020)、『ダーウィンの呪い』(講談社現代新書、2023)、『進化という迷宮 隠れた「調律者」を追え』(講談社現代新書、2025)、『生物多様性と生態学──遺伝子・種・生態系』(共著、朝倉書店、2012)、『招かれた天敵――生物多様性が生んだ夢と罠 』(みすず書房、2023)などの著作がある。
内容
「"物語られる"科学を切開し、縫合する一冊!!」
「神話後の世界では、愛も憎も科学を装う。
歴史を剔抉した時、
真と善と美が分裂する…!
…さて我々は、いかにして違うまま、再び融合できるのか?」
――魚豊(『チ。―地球の運動について―』『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』)
「科学的な正しさ」とは何か?
もっともらしい科学にだまされないための考え方
私たちが知らず知らずのうちに信じてしまう「科学的な正しさ」の罠を明らかにし、だまされないための解決策を示す。『歌うカタツムリ』(第71回毎日出版文化賞)、『ダーウィンの呪い』(2024年新書大賞10位)で注目される進化学者が描き出す、科学の過ちと今に生きる教訓。
疑似科学や陰謀論の歴史は古い。しかしこれらは反権力または自然派による呪術的・神話的なものが多く、拡散の規模は一部を除き限定的だった。
ところが近年、一見「科学的に正しい」と感じられる、巧妙な事例が増えている。SNSや動画サイトを利用して、科学的な専門用語、画像、データを駆使して科学としての客観性を巧みに装う。心地よさ・怒り・共感が絡みついた科学、「測れるものだけが真理」という数値への過信、新しい科学と技術への信仰、事実は一つではないという「相対主義」の悪用、自分は客観的だと信じる「価値中立」という思い込み……。
本書は、事実が巧妙に偽装される現代における科学的な事実との向き合い方を、豊富な事例とともに示す。科学に対する考え方と世界の見方が変わる1冊。