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「ボランティア」の誕生と終焉~<贈与のパラドックス>の知識社会学~
仁平 典宏
著
発行年月 |
2011年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10,496,53p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784815806637 |
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商品コード |
1000712947 |
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NDC分類 |
369.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2011年04月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2011/05/22、朝日新聞 2011/12/25 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1000712947 |
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著者紹介
仁平 典宏(著者):1975年 茨城県に生まれる
1998年 東京大学教育学部卒業
2000年 東京大学大学院教育学研究科修士課程修了
2006年 日本社会学会奨励賞(論文の部)受賞
2008年 東京大学より博士号(教育学)取得
2012年 本書により日本社会学会奨励賞(著書の部)、損保ジャパン記念財団賞受賞
日本学術振興会特別研究員、法政大学社会学部准教授を経て
現 在 東京大学大学院教育学研究科准教授
共編著に『教育研究の新章(教育学年報11)』(世織書房、2019年)、共著に『平成史【完全版】』(河出書房新社、2019年)、『市民社会論——理論と実証の最前線』(法律文化社、2017年)などがある。
内容
「善意」と「冷笑」の狭間で――。人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。シニシズムを脱することはできるのか。