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「医療事故」に関わったスタッフを支える(シリーズ看護の知)
福田紀子
著
発行年月 |
2020年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
175p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般 |
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ISBN |
9784818023062 |
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商品コード |
1032646602 |
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NDC分類 |
492.983 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2021年02月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032646602 |
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内容
医療事故に関わったスタッフの支援と組織的な対応との橋渡し役となる看護師長は、さまざまな形の葛藤や困難に直面する。本書は26人の師長たちに丁寧なインタビューを重ね、その支援内容やプロセスの詳細を明らかにしている。事故を起こしてしまった当事者のメンタルヘルス対応や、かれらを支える組織体制・支援ツール開発に役立つ事例分析を豊富に収録。
【主な内容】
プロローグ──医療事故と看護師のメンタルヘルス
1 看護職の医療事故関与の現状
2 医療安全体制の整備と当事者支援
3 心的トラウマ体験としての医療事故
4 医療事故に関与した当事者への支援
5 当事者支援における看護師長の役割と責務
II 当事者支援のプロセスで看護師長が直面する困難な状況
事例1:まったく予期していなかった当事者の傷つき
事例2:事故をきっかけとした当事者の退職
事例3:事故の教訓が活かされずインシデントや事故を繰り返す当事者
事例4:当事者となった看護師の防衛的で責任回避的な態度
事例5:関係部署、部門間に生じる攻防戦
事例6:自らの管理責任を問われ、問い直す
事例7:自らの責任や権限で対応できることの限界
事例8:紛争に発展する懸念や不安
事例9:患者・家族の関係修復と当事者を守ることとの板挟み
事例10:他人事ととらえているかのような周囲のスタッフの反応
事例11:看護チームの混乱とトラウマ反応の拡がり
III 看護師長による当事者支援を構成する5つの現象
1 事故の乗り越えの後押し
2 問題の共有
3 看護師長として負うべき責任の明確化
4 患者・家族の信頼の回復
5 チームで取り組む再発防止
IⅤ 看護師長による当事者支援の困難さを読み解く
Appendix[付記]
Grounded eory Approachによる当事者支援に関わる現象の理論化
I 研究方法としてのGrounded eory Approach
II 研究の目的と意義
III 研究方法
Ⅳ 看護師長による事故当事者の支援の構造とプロセスの把握
Ⅴ 研究の限界と今後の展望
解説 事故当事者となった看護師の組織的な支援を目指して──野末聖香