訪問看護が支える在宅ターミナルケア 第2版
内容
目次
・第2 版の刊行に寄せて ・「2040 年を見据えた訪問看護のあり方に関する提案」について:高砂裕子 第1章 在宅医療の推進とターミナルケアの動向、そして訪問看護への期待:和田忠志 1 在宅医療推進の社会的背景─死因・死亡場所の推移などから 2 主ながん治療の動向─在宅医療における動向 わが国におけるがんの動向と最近注目される有害要因/がん治療の動向 3 非がん疾患緩和医療の動向 病の軌跡/非がん疾患の緩和ケア/非がん疾患における緩和ケアで使用される技術 4 アドバンス・ケア・プランニング関連活動の動向 人生会議(Advance Care Planning;ACP) 5 訪問看護師への期待 第2章 ターミナルケアのキーワード:宮田乃有・田代志門 1 ターミナルケアをめぐる言葉 ターミナルケア/ホスピスケア/緩和ケア/エンド・オブ・ライフケア/いつからターミナルケアと考えるか/アドバンス・ケア・プランニング(ACP) 2 全人的苦痛 3 ACPと本人意思の推定 事前指示からACPへ/本人意思の推定 第3章 在宅ターミナルケアのプロセス:宮田乃有 1 在宅ターミナルケアのプロセス 本人・家族と未来の道筋を探るために/在宅ターミナルケアの6つのプロセス/アドバンス・ケア・プランニングのプロセスと意思決定支援 2 準備期のケアとポイント 準備期とは/準備期の目標とケアのポイント/準備期における制度の活用 3 開始期のケアとポイント 開始期とは/開始期のケアの目標とポイント/開始期および維持期における制度の活用 4 維持期のケアとポイント 維持期とは/維持期のケアの目標とポイント/維持期における制度の活用 5 悪化期のケアとポイント 悪化期とは/悪化期のケアの目標とポイント/悪化期における制度の活用 6 臨死期のケアとポイント 臨死期とは/臨死期のケアの目標とポイント/臨死期における制度の活用 7 死別期のケアとポイント 死別期とは/死別期のケアの目標とポイント/死別期における制度の活用 8 グリーフケアの実践 亡くなる前からのグリーフケア/亡くなったあとのグリーフケア/チームのグリーフケア─看護師、多職種 9 訪問看護師の役割 第4章 在宅における症状緩和:中島朋子・加賀谷肇 1 症状緩和の重要性:ポイントと訪問看護師の役割 2 がん疼痛コントロール がん疼痛の基礎知識/WHO 方式がん疼痛治療法/がん疼痛治療に用いる薬剤(鎮痛薬と鎮痛補助薬)/オピオイドの投与方法と副作用対策/がん疼痛コントロールの実際:初回訪問時のアセスメント 3 呼吸困難 4 嘔気・嘔吐 5 倦怠感 6 せん妄 7 腹水・腹部膨満 8 浮腫 9 スピリチュアルペイン 第5章 入退院支援の進め方と実際:三輪恭子・後藤智子 1 入退院支援の進め方 退院支援・退院調整とは/入退院支援のプロセス 2 入退院支援の実際 がん患者への入退院支援/非がん疾患患者への入退院支援 第6章 エンゼルケアの実践:高橋洋子 1 エンゼルケア実践のための基礎知識 エンゼルケアとは/遺体の変化に合わせた管理 2 在宅におけるエンゼルケアの実際 エンゼルケアの流れ/実践Q&A/在宅における実践事例/おわりに 第7章 看取りを支えるまちづくり:秋山正子・沼崎美津子・柴田三奈子・松本京子 1 地域包括ケアシステムと看取りを支えるまち 地域包括ケアシステム:人生の最期まで地域で暮らし続ける/看取りを支えるまちを目指して 2 訪問看護の役割とチームケア 看取りを支えるまちづくりにおける訪問看護の役割/地域でターミナル期や看取りを支えるチームケア 3 地域で支えるターミナル期の実際 事例1/事例2/事例3/事例4 第8章 ターミナルケアにかかわる法令:宮田乃有・中島朋子 1 看護師による医行為について 2 看護師に求められる役割 3 がん対策基本法 4 麻薬の取り扱い 5 死亡時の対応について 6 法律や制度をどう考えるか
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