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だから数字にダマされる~「若者の○○離れ」「昔はよかった」の9割はウソ~

小林 直樹  著

日経デジタルマーケティング  編
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価格 \1,650(税込)         

発行年月 2016年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 240p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/経済統計
ISBN 9784822235574
商品コード 1023029678
NDC分類 350.1
基本件名 統計学
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2016年11月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023029678

著者紹介

小林 直樹(著者):早稲田大学政治経済学部卒業後、日経BP入社。『日経ネットナビ』編集などを経て、『日経デジタルマーケティング』の創刊に参画。同誌記者。著書に「ネット炎上対策の教科書」など。

内容

「最近の若い人は内向き志向で海外旅行に興味がない」--。これ、ウソです。統計調査やアンケートの結果は、そのまま受け止めると実態とズレが生じてしまいます。日本からの海外渡航者に占める20代の比率が大きく下がっている。これは事実。しかし20代の人口そのものが少子化で大きく減っているのだから、20代の渡航者も減るのは当然です。20代の中で渡航者の割合をみると、80年代後半のバブル期の20代よりも上回っています。「若者の海外旅行離れ」はかなり無理がある。ウソと言っていいでしょう。「若者の○○離れ」と言われているものの多くが、実は離れていなかったり、離れはしたが他世代も同様に離れていたりします。そして若者に限らず、こうしたイメージだけでレッテルを張っている例が随所に見られます。いわゆる「統計にダマされない」系の類書は、「数字で一般人をダマして買わせようとする悪い大人がいるから、惑わされないようにしよう」という趣旨ですが、実際のところ、学者やアナリストら統計のプロらも意図せず検証を欠いたデータを公表し、それをメディアが無批判にニュースとして報じることで、おかしな数字が悪意なくニュース視聴者・閲覧者に届いてしまっているのが実情です。本書ではそうした具体的な事例をケースに分けて紹介し、違った角度からの見方を提示しました。これって、ホント? ウソ?○消費不況の元凶は、モノを欲しがらない若者のせい?○内向き志向の若者急増で「海外旅行」に興味ナシ?○「キレる若者」が急増しているのは教育が悪いから?○禁酒すると早死にする?朝食を食べると頭が良くなる?○英語教師のTOEICスコアが高いと生徒の成績が上がる?○「使えない人材」を輩出するワースト1位は〇〇大学?

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