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JTのM&A~日本企業が世界企業に飛躍する教科書~
新貝 康司
著
発行年月 |
2015年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
310p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/経営組織 |
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ISBN |
9784822250942 |
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商品コード |
1018053303 |
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NDC分類 |
335.46 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2015年07月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2015/07/19、日本経済新聞 2015/08/02、産経新聞 2015/09/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018053303 |
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著者紹介
新貝 康司(著者):京都大学大学院電子工学課程修士課程修了。JT代表取締役副社長。リクルートホールディングス社外取締役。
内容
サントリー、日本郵政など海外での大型企業買収が加速している。世界市場でシェアを確保できるかどうかが、企業の生死を決める。M&Aは買収後が勝負。買収後の統合作業が頓挫すれば、成功はおぼつかない。 「海外M&Aのことなら、この人に聞け」と言われるのが、JT副社長の著者だ。M&Aの担当者はJTの門を叩き、巨額M&Aを成功させた辣腕CFOに、どうやって経営統合するか、教えを請う。 JTの今日のポジションは、日本企業では珍しい二度にわたる1兆円規模の海外企業の買収によって築かれた。1998年、RJRナビスコから米国市場以外のたばこ事業を統括するRJRIを9420億円で買収、2006年には英国のタバコ企業ギャラハーを2兆2500億円で買収した。 JTは大型M&Aで自身の組織や意識を変えながら、経営統合でも最大の効果を発揮している。2014年12月期の連結売上収益が2兆4300億円、調整後営業利益は6600億円。このうち売上収益の55%、調整後営業利益の3分の2を海外事業が占めている。 日本と中国市場を除く世界市場をジュネーブに本拠をおくJTインターナショナルが担当している。「良い子(電電公社)、悪い子(国鉄)、普通の子(専売公社)」と言われた時代から、たばこの世界シェア3位メーカーに大きく飛躍したJTの事業戦略を立役者の1人がはじめて明らかにした。