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ポール・ローマーと経済成長の謎

デヴィッド・ウォルシュ(David Warsh)  著

小坂 恵理  翻訳
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2020年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 657p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想
ISBN 9784822288716
商品コード 1031355713
NDC分類 331.2
基本件名 経済学-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年02月5週
書評掲載誌 日本経済新聞 2020/03/21、朝日新聞 2020/04/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031355713

著者紹介

デヴィッド・ウォルシュ(David Warsh)(著者):1944年ニューヨーク生まれ。ニューズウィーク誌などでベトナム報道に従事したあと、名門新聞ボストン・ブローブ紙の経済学コラム担当記者として活躍。同紙休刊の後は、自分のウェブサイトで経済学を素材にしたEconomic Principalsというコラムを執筆している。著書にBecause They Could :The Harvardー Russia Scandal(and NATO Expansion) after Twenty-Five Years, Economic Principals: Masters and Marvericks of Modern Economics.

内容

「1990年10月、シカゴ大学の経済学者である36歳のポール・ローマーが主要学術雑誌に経済成長の数学的モデルを発表すると、2世紀以上にわたって正式には認められず日陰の存在だった知識経済学が、ようやく脚光を浴びるようになった。この論文には、簡単そうにも難解そうにも受け取れる『内生的技術変化』(Endogenous Technological Change)というタイトルがついていた。」(本書序章から)

技術革新を経済成長論に取り込んだことで2018年にノーベル経済学賞を受賞したのがポール・ローマー。この経済学者としては異色の生き方をしたローマーを縦糸に、アダム・スミス『国富論』以来の「謎」として残された「ピン工場」と「見えざる手」の矛盾、その後の経済学では「収穫逓増」と「収穫逓減」の対立をめぐる経済成長論の変遷を横糸として、経済理論をめぐる古今の経済学者の人間劇を描く。

登場する経済学者はノーベル賞のスターらがずらり。ロバート・ソロー、ロバート・ルーカス、ポール・クルーグマン、ポール・サミュエルソン、ケネス・アロー、宇沢弘文らだ。解説は、ローマーのロチェスター大学時代に師事した佐々木宏夫・早稲田大学教授。

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