丸善のおすすめ度
話し言葉における受身表現の日中対照研究(ひつじ研究叢書 言語編第192巻)
陳 冬姝
著
発行年月 |
2023年01月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
10p,233p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
---|
|
|
ISBN |
9784823411519 |
---|
|
商品コード |
1035750397 |
---|
NDC分類 |
815.1 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2023年02月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035750397 |
---|
著者紹介
陳 冬姝(著者):陳冬姝(チントウシュ)北京外国語大学講師。四川大学外国語学部卒業。大阪大学大学院言語文化研究科(修士課程)・大阪大学大学院言語文化研究科(博士課程)修了。博士(日本語・日本文化)。専門分野は日本語学、日中対照言語学、コーパス言語学。主な論文「日本語の受身文と中国語の“被”構文の意味機能と談話機能—テレビドラマの話し言葉を対象に—」(『日本語・日本文化研究』第28号、2018)、「なぜ日本語の受身文は中国語より多く使われるのか—中日対訳の話し言葉に注目して—」(『間谷論集』第13号、 2019)
内容
日本語の受身文と中国語の“被”構文に関して、統語的・意味的観点から多くの知見が蓄積されているが、ほとんどは書き言葉を中心とするものであった。本書では、これまで重点的に論じられてこなかった話し言葉における日中受身表現の使用傾向に注目し、その非対称性、述語動詞の類型分布、主語の選択傾向、使用頻度の差などを調査・比較し、意味的機能・談話的機能のどちらをより重視するかという点を軸に、日中受身表現の使用の共通点・相違点の全体像を示した。