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農村青年の文学~昭和初期の農村アマチュア作家と宮沢賢治~(ひつじ研究叢書 文学編16)

牧 千夏  著

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価格 \7,920(税込)         

発行年月 2023年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 11p,389p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784823412097
商品コード 1037292079
NDC分類 910.263
基本件名 日本文学-歴史-昭和時代
個人件名 宮沢/賢治
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年02月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037292079

著者紹介

牧 千夏(著者):牧千夏(まき・ちなつ)〈略歴〉1986年愛知県豊川市生まれ。愛知教育大学卒業後、名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程修了。愛知県立知立東高等学校教諭を経て、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程および日本学術振興会特別研究員(DC-1)。満期退学ののち、現在、長野工業高等専門学校リベラルアーツ教育院准教授。博士(文学)。〈主な著作〉「もの足りない農本主義―宮沢賢治「ポラーノの広場」における産業組合と『家の光』―」(『日本文学』62(6) 、2013) 、「創始期の農民文学論争 ― プロレタリア文学・郷土芸術・文明批評― 」(『国語と国文学』 95(6)、2018)、「気象学のつくる詩学―宮沢賢治『春と修羅 第三集』の表現分析―」(『日本文学』67(12)、2018)、「産業組合における社会思想的側面の研究」(『協同組合奨励研究報告』46、2020)ほか。

内容

本書は、農民文学および産業組合という観点から、1920-30年代に農村の人々が地域や個人を主体とした独自の文化を生んだことを明らかにする。宮沢賢治を中心に地方のアマチュア作家や投書家の表現、および産業組合の関連から賀川豊彦や平塚らいてうを扱った。農村の人々のなかには、仕事や雑事に明け暮れる日々のなかで、頭をひねって原稿用紙に向かった人がいた。本書は、彼らの表現が地域の暮らしから生まれたことを、浮かび上がらせようとする。

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