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近現代日本語における外来語の二層の受容(ひつじ研究叢書 言語編第206巻)
石 暘暘
著
発行年月 |
2024年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
16p,278p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
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ISBN |
9784823412424 |
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商品コード |
1038714417 |
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NDC分類 |
814.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年08月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038714417 |
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著者紹介
石 暘暘(著者):石暘暘(せき ようよう)中国河南省出身。2021年3月東北大学(日本・仙台)文学研究科言語科学専攻分野国語学研究室博士後期課程修了。武漢大学(中国・武漢)外国語言文学学院日文系講師。専攻:語彙史、外来語史。主な論文:「近現代日本語史における外来語の再借用現象」(『文芸研究』第191集、2023)、「近現代における外来語「システム」の変遷」(『国語学研究』第60号、2021)、「20世紀後半の外来語使用急増の一過程—外来語「パターン」の増加過程を例に—」(『文化』第84巻1・2号、2020)。
内容
本書は、近現代日本語の外来語、特に抽象的な外来語の受容プロセスを探求するものである。1960・70年代前後の、既に借用されていたにもかかわらず、あらためて原語から借用しなおす「再借用」という現象を解明することで、日本語の外来語受容の内実である二層性を明確にする。これまでには見られなかった視点で日本語語彙史・外来語史を精緻化し、言語変容と社会の複雑な関係性を深く探求する一冊。