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「ののしり」の助動詞でなにが表現されるのか~関西方言話者の表現の特質を求めて~(ひつじ研究叢書 言語編第207巻)
村中 淑子
著
発行年月 |
2024年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,264p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
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ISBN |
9784823412554 |
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商品コード |
1039743836 |
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NDC分類 |
818.6 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年02月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039743836 |
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著者紹介
村中 淑子(著者):村中淑子(むらなか としこ)[略歴]1962年生まれ。京都府出身。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。徳島大学総合科学部講師、同助教授、姫路獨協大学外国語学部助教授、同教授を経て、現在、桃山学院大学国際教養学部教授。[主な著書]真田信治監修『関西弁事典』(ひつじ書房、2018年、「関西弁の自称詞・対称詞」執筆)、岸江信介・中井精一編集『地図で読み解く関西のことば』(昭和堂、2022年、コラム6・第6章執筆)、『関西方言における待遇表現の諸相』(和泉書院、2020年)。
内容
「ののしり」のことばは相手を罵倒して不快にさせる乱暴なだけのもの、だろうか。社会的に使用を制限されるが、実は使用への希求も存在する。「ののしり」は発信者と受け手側との連携プレーの中で適切な表現として成立しうる。本書は、近世の洒落本や滑稽本、明治期以降の落語資料や小説資料をもとに、表現としての「ののしり」の価値の可能性を追う。「ののしり」のことばを軸に東西比較も行い、関西方言の表現の特徴も描写する。