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失われゆく我々の内なる地図~空間認知の隠れた役割~

マイケル・ボンド  著

竹内和世  翻訳
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価格 \3,300(税込)         

発行年月 2022年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 356p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/実験心理
ISBN 9784826902373
商品コード 1034443111
NDC分類 141.2
基本件名 空間知覚
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年05月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034443111

著者紹介

マイケル・ボンド(著者):サイエンスライター。『The Power of Others』で2015年イギリス心理学会賞を受賞している。
竹内和世(翻訳):翻訳家。東京外国語大学スペイン語科卒業。主な訳書に、モリス『ドッグ・ウォッチング』(平凡社)、ニコル『北極探検十二回』(新潮社)、ドミンゴ『図説:航海と探検の世界史』(原書房)、マークス『ビーグル号の3人』、ヒルツ『記憶の亡霊』、アーヴァイン『欲望について』『良き人生について』、ネトル『パーソナリティを科学する』、バーリー『ナポレオンのエジプト』、ホロウィッツ『犬から見た世界』『犬であるとはどういうことか』(以上、白揚社)などがある。

内容

ナビゲーション能力は、長い進化を通して培われた人間の根源的な力。
私たちは人類史上初めて、その力を手放そうとしている。そこにはどのような代償が伴うのか――

心理・脳・社会など多彩な論点であぶり出す、空間認知の驚きの真実。

ナビゲーション能力は、空間を把握する以外にも、「出来事を記憶し思い出す」「人間関係を理解する」「抽象的な概念を操る」「良好なメンタルヘルスを保つ」「認知症を防ぐ」など、さまざまな働きにかかわっている。
GPSや現代的な生活によって、方向や場所を把握する必要のなくなった今、その力は急速に衰えはじめている。
人間に備わるナビゲーション能力が、人を人たらしめているものだとしたら、それを失うとどうなるのだろうか――
その危機感を柱に、人と場所、心と空間の関係を、心理学、人類学、神経科学、社会学などから探る。

移動が制限され空間認知力をさらに使わなくなっている今、タイムリーな一冊。

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