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昭和天皇欧米外遊の実像~象徴天皇の外交を再検証する~

波多野 勝  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2023年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 279p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784829508589
商品コード 1035890033
NDC分類 319.1
基本件名 日本-対外関係-歴史
個人件名 昭和天皇
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035890033

著者紹介

波多野 勝(著者):総合教育研究所代表、現代史研究家。
1953年岐阜県生れ。慶応義塾大学法学部卒、同大学院修了、法学博士。日本外交史、国際政治専攻。
主な著書『浜口雄幸』(中公新書)、『日米野球史』『満蒙独立運動』(以上、PHP新書)、『濱口雄幸日記、随感録』(共編、みすず書房)、『裕仁皇太子ヨーロッパ外遊記』『東京オリンピックへの遥かな道』『明仁皇太子エリザベス女王戴冠式列席記』(以上、草思社)、『海軍の外交官 竹下勇日記』『内田良平関係文書』(以上共編、芙蓉書房出版)、『浜口雄幸日記・随感録』(共編、みすず書房)、『左腕の誇り・江夏豊自伝』(新潮文庫)、『日米野球の架け橋』『奈良武次とその時代』(以上、芙蓉書房出版)など。

内容

“象徴天皇”の外遊はどのようなプロセスをへて実現したのか

1971年の欧州訪問と1975年の米国訪問。全く性格の異なる2つの天皇外遊はどのようにおこなわれたのか。
当時の国際情勢、国内政治状況、準備プロセスなどの分析、関係者の回想・証言などにより、その実像を明らかにする

■1971年の欧州訪問は……
・皇太子時代に訪れた欧州各国の思い出の地を再訪する旅
・各国王室や元首との交流を通じ、政治性の薄い“象徴天皇”を国際社会にアピールした
・かつての交戦国は天皇の訪問をどう受け止めたのか
天皇の乗った車にものが投げつけられたり罵声を浴びた/高度経済成長している戦後日本への警戒感からメディアは「経済侵略」と非難した/英国の晩餐会ではエリザベス女王が日本の負の遺産を指摘するスピーチ/江戸時代から友好的だったオランダでの強い反発に日本政府は衝撃を受けた
・アンカレッジでニクソン米大統領と会談後、デンマーク、ペルギー、フランス、イギリス、オランダ、スイス、西ドイツの各国を訪問
■1975年の米国訪問は……
・日米貿易摩擦、基地問題、中国問題など政治課題が山積するなかで政治性を帯びない訪米の実現は困難を極めた
・ウォーターゲート事件、田中金脈事件が発生し、宮内庁は天皇の政治利用を警戒、国会でも議論になった
・アンカレッジ経由でバージニア州に入り、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、西海岸、ハワイの各地を訪問

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