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愛しの生態系~研究者とまもる「陸の豊かさ」~

植生学会  著

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価格 \3,300(税込)         

発行年月 2023年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 239p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/植物学
ISBN 9784829971093
商品コード 1035890502
NDC分類 472.1
基本件名 植物-日本
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年05月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035890502

著者紹介

植生学会(著者):生態系の基本となる植物の集まり・「植生」の研究を行う学術団体。近年大きく取り上げられるようになったシカの増加による環境破壊の調査を早くから進め,提言を行ってきたことなどで注目されている。

内容

生態系の基礎をつくるのは、植物。その植物を軸に自然のしくみを研究するのが「植生学」。そんな植生学の研究者たちが、北海道から奄美まで、全国の特徴ある自然30か所を厳選! ちょっと見にはわからない自然の動きを感じ、景色をもっと味わおう。SDGsや高校生物で学ぶ「植生」「生態系」の資料にも。

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■目次
世界遺産の生態系
 屋久島:雨の島のすごい生態系
 奄美大島:本州や九州と似ているけどちがう照葉樹林
 小笠原諸島:生きものの進化過程が見える乾性低木林
 知床:シカを減らすとどうなるか
 白神山地:深きブナの森に囲まれた小さなお花畑
火山の国の植物たち
 富士山:森林限界は上昇する
 桜島:溶岩がつくる一次遷移のタイムラプス
 三宅島・御蔵島:火山と照葉樹林の島々
海と植物
 山陰海岸・鳥取砂丘:砂浜の植物をどう守る? これまでとこれから
 佐渡島:風雪がつくり出した芸術作品――異形の天然スギ
 東日本大震災の被災海岸:大津波から、着々と回復中
寒さと植物
 石鎚山:西日本最高峰に残された森林と草原
 北アルプス:上高地と乗鞍、違いを比べてみよう
 八ヶ岳:氷期から現在へ――生きた化石たちが語る日本の植生変遷
 後立山:高山のお花畑 植物たちの逃避地
 青葉山:仙台城の御裏林・青葉山
樹木のない自然
 都井岬:続かないはずの放牧が300年以上続いた草地の謎
 裏砂漠:日本に砂漠? 自然の変化を見守る楽しみ
 尾瀬:変わりゆく湿原植物の宝庫
 小清水原生花園: 野焼きで守る元祖原生花園
 道東:道東湿原めぐり
シカの脅威を考える
 大台ヶ原:樹木とササとシカの相互作用が森林を変える
 春日山:文化を育む照葉樹林とシカの葛藤
 綾:残された綾の照葉樹林
人のくらしの中で
 阿蘇:阿蘇に広がる草原の植物のすみ場所をつくるさまざまな攪乱
 淡路島:棚田の畦畔を彩る植物
 淡路島:ため池の淡路島。文化的景観と生態系をどう残す?
 冠島:オオミズナギドリと島の森
 静岡県の茶草場、武蔵野の雑木林:農業により育まれる二次的自然――日本・世界農業遺産認定地から
 長野県の牧ノ入茅場:茅を育て、文化を守り伝える草原
植生学の基礎
 日本の植生分布
 二次的生態系と攪乱
 日本の植生の過去・現在・未来
 外来種の植生への影響
参考文献
執筆者紹介

目次

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