日本思想史の現在と未来~対立と調和~
内容
目次
Ⅰ 現在と未来 ◆ 近世から近代へ 思想史研究を時代区分から救い出すには ◆ 中世から近世へ 道元の時間論から見た卍山道白における「復古」について ◆ 古代から中世へ 生身仏の時代 ―― 『三宝絵』の行基像をめぐって ―― Ⅱ 対立と調和 ◆ 宗教と社会1 民衆宗教、あるいは帝国のマイノリティ ◆ 宗教と社会2 幕末期における宗教言説の展開 ―― 僧・龍温の自他意識をめぐって ―― ◆ 東アジアと日本1 蘭学と西洋兵学 ―― 比較と連鎖の政治思想史 ―― ◆ 東アジアと日本2 漢籍の訓読から儒教儀礼へ ―― 舶載された知の需要と多様な思想展開 ―― ◆ 日本思想とジェンダー1 史学思想史としての「女性史」 ―― 「ジェンダー」という問い ―― ◆ 日本思想とジェンダー2 神道における女性観の形成 ―― 日本思想史の問題として ――
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