著者紹介
金関寿夫(著者):金関寿夫 金関寿夫(かなせきひさお)1918~1995年島根県に生まれる。同志社大学英文科卒業。神戸大学、東京都立大学などの教授を歴任。ガートルード・スタインの詩、北米・インディアンの詩の紹介などをとおして、現代における言語芸術の可能性を探求する。主な著書に『魔法としての言葉 アメリカ・インディアンの口承詩』(思潮社刊)、『現代芸術のエポック・エロイク』(青土社、読売文学賞受賞)、訳書に『おれは歌だ おれはここを歩く アメリカ・インディアンの詩』(福音館書店刊)、『今日は死ぬのにもってこいの日』(ナンシー・ウッド著・めるくまーる社刊)などがある。
元永定正(イラスト):元永定正 元永定正(もとながさだまさ)1922年、三重県に生まれる。1955年、「具体美術協会」に入会(会は'72年に解散)以後、モダンアートの世界で、国際的に活躍。1964年、1965年、現代日本美術展にて優秀賞受賞。1983年第4回ソウル国際版画ビエンナーレでグランプリ受賞。同年第15回日本芸術大賞受賞。著書に『天風浪々』(榊莫山との対談集・美術出版社刊)、『元永定正作品集1946-1990』(博進堂)、絵本に谷川俊太郎との共作『もこもこもこ』(文研出版刊)、山下洋輔との共作『もけらもけら』、自作の絵本に『ころころころ』『がちゃがちゃどんどん』(以上福音館書店刊)などがある。