ニルスのふしぎな旅<上>(福音館古典童話シリーズ)
セルマ・ラーゲルレーヴ
著
菱木晃子
翻訳
ベッティール・リーベック
イラスト
発行年月 |
2007年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
515p |
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大きさ |
21 |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/ドイツ文学 |
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ISBN |
9784834022735 |
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商品コード |
0107057219 |
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NDC分類 |
949.83 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0107057219 |
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著者紹介
セルマ・ラーゲルレーヴ(著者):セルマ・ラーゲルレーヴ 1858年、セルマ・ラーゲルレーヴはスウェーデン中部、伝説や民話が数多くのこるヴェルムランド地方 のモールバッカにある大地主の家に生まれた。幼いころより足が不自由だったせいもあり、内向的で読書好きな子どもでしたが、モールバッカでの暮らしは、少女セルマにとって、なにごとにもかえがたい幸せに満ちたものでした。このことは、作中の四十九章でもくわしく描かれています。 1885年、ラーゲルレーヴはストックホルムの師範学校を卒業し、スコーネ地方で教職につきました。そのかたわら、作家活動への意欲を燃やしますが、私生活では悲しいできごとがつづきました。最愛の父親が亡くなり、その後まもなく一家は破産。モールバッカの家も土地も、すべて手放さなければならなくなってしまったのです。けれども、ラーゲルレーヴはのちに、1909年に受賞したノーベル文学賞の賞金や著作物の収入をもとに、モールバッカの家と土地を買いもどし、ふたたび故郷の地で暮らせるようになりました。(「訳者あとがき」より、一部を引用しました)
菱木晃子(翻訳):菱木晃子
ベッティール・リーベック(イラスト):ベッティール・リーベック
内容
トムテという妖精に悪戯をしたために小人にされてしまったニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空を北に向けて旅をすることになります。旅の途中、仲間のガンの命を救ったり小さな動物たちを護ってあげたりするうちに、役立たずのただの悪童だったニルスが、小鳥や動物たちに好かれ、仲間に信頼される少年に成長していきます。昔話や伝説や実際にあった出来事が、物語の本筋に巧みに織り込まれているので、読者はニルスと一緒に空と地上の両方で「ふしぎな、すばらしい」体験ができます。