<うた>の空間、詩の時間
藤井貞和 著
著者紹介
内容
目次
まえがき 歌のDNA-韻きと心 油阪/うらめしや/風の手/妹/黒髪/痛い/蛙女房/川二筋/斗と升/年齢/白と黒/何ぞ 何ぞ /懸け詞/水の鏡に/人間の石炭紀/恋二題/琴歌/女性作者の物語/埋もれ木、散る花/林葉累塵集/『源氏物語』の名歌 一/『源氏物語』の名歌 二/『伊勢物語』の名歌/ものとこと/数(すう、かず)/「焼肉さんさやうなら」/語り物そして歌/『平家物語』の語り/昔話や伝説のこと/善見太子 /はな子さん/『思ひ出を売る男』/「果てしなきわだつみ」/寺山修司/『万葉の女流歌人』/古典文法/散文詩/現代語訳/教室の近、現代短歌/宋詞と歌人 詩の日本語 詩の日本語/詩の人称/詩の〈声、音〉/歌謡の声/詩の語り手/音韻と〈意味〉/詩の自然称/詩の時称一/詩の時称二/詩の音数律/定型 詩のタテとヨコ/詩の句読点/一文か多文か/和歌の単屈折と複屈折/漢字かな交じり文/喩のありか/同音、清音、濁音/縁喩と「物名」/言文一致詩/日本詩、フランス詩/詩と社会、詩と個人/うたの語源/歌物語の本性/詩の古態 言葉イメージ 麗らか/萌える/闌ける/緑/物語り/やまつみ/風の根/蚊/光/星/荻/あざやぎ/恋と愛/若草/おなり神/妬む/象/黄昏/童謡/霊(たま)/美しい/秋幸/甘い あとがき
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