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いはでしのぶ物語の研究~王朝物語文学の終焉~
毛利 香奈子
著
発行年月 |
2022年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,298p,9p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784838607648 |
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商品コード |
1034330122 |
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NDC分類 |
913.41 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年03月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034330122 |
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著者紹介
毛利 香奈子(著者):埼玉県生まれ
学習院大学文学部日本語日本文学科卒業
学習院大学人文科学研究科博士後期課程修了
博士(日本語日本文学)
現在、学習院大学文学部日本語日本文学科助教、国士舘大学文学部非常勤講師
内容
『いはでしのぶ』という物語のなんたるかを問う
後嵯峨院時代に作られたとされるこの物語をはじめ、中世王朝物語は、『源氏物語』などの「模倣」として軽く扱われてしまうことが多い。この物語を精査し、「研究史」を問い、第一部では「見ること、似ること」のその双方の関係を捉えなおし、第二部では「手紙」という重要なアイテムから、物語の前半と後半での担う役割に注目し、第三部では「琴」と「笛」といった「楽器」や音楽からその背後にある皇統に触れ、第四部では物語の中心人物である「一品宮」について論じる。真正面から『いはでしのぶ物語』に挑んだ一書。