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江戸の借金~借りてから返すまで~
荒木 仁朗
著
発行年月 |
2023年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,336p,7p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784840622646 |
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商品コード |
1036019858 |
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NDC分類 |
210.5 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年07月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036019858 |
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著者紹介
荒木 仁朗(著者):1976年 神奈川県生まれ
2000年 國學院大學文学部卒業
2003年 國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了
2013年 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(史学)
その後、国文学研究資料館プロジェクト研究員・同機関研究員などを経て
現在 明治大学・中央学院大学・千葉経済大学非常勤講師、海老名市歴史資料収蔵館事務専門員
[主要著作]
「日本近世農村における債務と証文類」(『歴史評論』773号、2014年)
「近世後期小田原藩領の金融構造」(『関東近世史研究』76号、2014年)
「駿豆における韮山代官の位置―公金貸付を中心に―」(『静岡県地域史研究』8号、2018年)
内容
江戸時代の借金は「口約束」からはじまった―
大量に残された証文を読み解き、江戸時代のリアルな借金事情を明らかに。
近世古文書学などの文献史学はもちろん、アーカイブズ学、経済史、農業史、法制史にも寄与。
【内容説明】
1 借りてから返すまで―大量の証文が語るリアルな借金事情
証文はなぜ大量に残されたのか。膨大な証文を徹底調査し、お金を借りてから返済するまでの全体を理解し、江戸時代の借金事情を明らかにする。
2 「口約束」から「一筆をとる」まで―驚きの金融事情
借金や土地売買は口約束からはじまった―現代では考えられない江戸時代の常識「口約束」から、書面で取り交わされた借金に至るまで、丁寧に解き明かす。
3 史料読解の新しい手法―新たな近世古文書学・アーカイブス学を提示
金子借用、土地売買など地方文書で大量に残される証文類は、どのように読むべきか。実際に調査した文書写真とその解釈を掲げた、古文書調査に必読の書。さらに古代から現代まで、借金にまつわる書下ろしコラム6本を収録。