ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

參天台五臺山記<第2> 読み下し文・解説・要略(史料纂集 古記録編)

森公章  編
在庫状況 有り  僅少 お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \15,400(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 3p,3p,347p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/仏教
ISBN 9784840652179
商品コード 1036278675
NDC分類 188.42
基本件名 天台宗
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年08月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036278675

著者紹介

森公章(編者):東洋大学文学部教授

内容

『参天台五臺山記』とは天台僧である成尋(1013~81)が11世紀後半に宋代中国を訪問した時の日記である。天台山・五臺山への巡礼を中心に各地を訪れており、宋代の駅・建物・運河、日々の読経の内容や様々な僧侶との交流、皇帝との面会の様子など、当時の中国社会を語る第一級史料。

〔本書の特徴〕
①最古の写本である東福寺本を底本とした初めての読み下し文
東福寺所蔵の最古の写本(重要文化財、全8巻)は円爾弁円旧蔵の鎌倉時代前期に書写された最善本である。本書ではこの東福寺本を底本とした全文翻刻(『参天台五臺山記』第1所収)をもとにした全文読み下し文を収録する。このほか解説や年表(『参天台五臺山記』要略)も収録。

②宋代中国の社会・交通・仏教の実態を示す稀有な史料
『参天台五臺山記』は1年以上にわたって宋に滞在した高僧の旅行記である。運河や駅、天台山・五臺山の寺院など、他史料にはみえない貴重な記録が豊富に含まれるため、中国史・仏教史・対外関係史の研究素材として最適である。皇帝の面会記事では日本の歴史を語る場面があり、日本の有力政治家に関する言及がみられるなど、日本史研究にも有益である。

目次

カート

カートに商品は入っていません。