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平戸記<第1> 自延應二年正月至仁治三年九月(史料纂集 古記録編)

奈良中世日記研究会  編
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価格 \17,600(税込)         

発行年月 2023年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,2p,318p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784840652186
商品コード 1037151159
NDC分類 210.42
基本件名 日本-歴史-鎌倉時代-史料
個人件名 平/経高
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年12月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037151159

著者紹介

奈良中世日記研究会(編者):奈良中世日記研究会 丹生谷哲一・生駒孝臣・岩田慎平・大島佳代・高正樹・斎木涼子・曾我部愛・吉江崇

内容

平経高(1180-1233)の日記で、その名をとって『経高卿記』とも称されるが、古くから姓の「平」と民部卿の唐名である「戸部尚書」の「戸」から『平戸記』と称されている。自筆原本はなく、主に南北朝期の書写と推定される「伏見宮家本」、東山御文庫本(新写本)を底本とし、翻刻・校訂を行った。長らく「史料大成」本が流布されてきたが、昭和10年の刊本であり、古写本を底本としていないという現況を鑑み、今回あらたに翻刻刊行し、書写本を調査し校合を施した。
平経高は治承4年、桓武平氏高棟流の平行範の子として生まれた。はじめ吉田経房の猶子となるが、のち復姓し蔵人、弁官を経て元仁元年(1224)45歳にして従三位に叙し、公卿となる。建長7年、76歳で薨ずるまで八朝(後鳥羽~後深草天皇)に仕え、博学にして故実に通じ、関白九条道家の側近の一人。
『平戸記』には、鎌倉幕府の基本文献である『吾妻鏡』で欠落する仁治3年の記事が収録されている。記主の経高は、承久の乱後の親幕派に信任され、朝廷の政務や故実に通じた人物として人々から一目置かれていた。そのため、本書は公武に関わる記事が豊富である。本冊には、高麗との外交に関する記事や文書、御嵯峨天皇の即位・大嘗祭の関連記事、関東の鎌倉幕府と京都の九条家の動向に関する記事も豊富である。

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