著者紹介
芥川 龍之介(著者):明治25年(1892年)生まれ。東大英文科卒。大学在学中に菊池寛らと第三次『新思潮』を創刊、第四次『新思潮』に「鼻」を発表し夏目漱石にその才能を認められる。代表作に「羅生門」、「蜘蛛の糸」など。死後、菊池寛により芥川賞が設けられた。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『蜜柑』(芥川龍之介+げみ)、『春の心臓』(イェイツ(芥川龍之介訳)+ホノジロトヲジ)がある。
おく(著者):和のモチーフを独特な感性で描く大迫力の作品で人気を集めるイラストレーター・漫画家。2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』公式サイトのイラストを担当したことでも話題を集めた。著書に『梅花の想ひ人』、『翳色 おく作品集 ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK』、『SAMURA』がある。