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キャラクターからつくる物語創作再入門~「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ~

K.M.ワイランド  著

シカ・マッケンジー  翻訳
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価格 \2,420(税込)         

発行年月 2019年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 244p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/文芸批評・理論
ISBN 9784845918225
商品コード 1029879640
NDC分類 901.307
基本件名 小説-作法
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年04月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029879640

内容

ストーリーにさらなる輝きを与えるための、
本当に知りたかった創作メソッドがここに!

あなたの物語に足りないのは、
キャラクターアーク(登場人物の変化の軌跡)だった!!

キャラクターアークを理解すれば、物語の中でキャラクター(登場人物)が躍動する!!
なぜならキャラクターアークを書くことは、物語を書くことだからだ。

人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」
《キャラクターアークの三つの基本形》
・ポジティブなアーク
・フラットなアーク
・ネガティブなアーク

キャラクターアークを作るには、まず何を考えればいいのか。
ストーリーの構成とはいつ、どのように関係し合うのか。
キャラクターアークはどんな働きをするのか。
作品の長さや内容、ジャンルに関わらず、優れたキャラクターアークを確実に作る秘訣とは何か。

キャラクターと物語構造についての理解が一気に深まる一冊。


【本書の内容】
物語創作をするうえで「人物」と「プロット」を分けて考えるのは大変危険です。
どちらか一つをおろそかにすればストーリーは危機に陥ります。
なぜなら人物がプロットを動かし、プロットがキャラクターアークを作るからです。両者は切っても切れない関係にあるのです。

プロットの構成を考える人はたくさんいますが、登場人物とその人物がたどる変化の軌跡(=アーク)に対する意識はおろそかになりがちです。人物を素直に描いていけば、心情の移り変わりは自然に表れるはずだと思われているからです。
しかしそれは大きな間違いです。

「プロットと人物は一心同体」というのはプロットの「構成」と人物の「アーク」が一体だということを意味します。
言い換えれば、人物の内面の移り変わり(=アーク)がしっかり構成できれば、プロットもテーマもしっかりと安定したものになるということです。

本書は、人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」に注目し、キャラクターアークの基本形な三つの型について詳しく言及しながら、登場人物とストーリー構成がいつどのように関係し合うのかを説明しています。

登場人物の容姿・性格・属性・背景などをひたすら紙に書き出すだけでは、キャラクターは動き出しません。
「読者の心をつかんで揺さぶり、趣味の域をはるかに超えた深みのある作品」を書くためには、キャラクターアークへの理解が必要不可欠なのです。

キャラクターと物語の関係性を徹底的に掘り下げた、これまでになかった実践的創作術。

目次

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